今年の夏はブログを2ヶ月間お休みして、子どもたちとの時間を多めにとるようにしていた。
夏休みには1泊2日の家族旅行もした。
メンバーは僕と嫁と子供2人と、嫁の両親の6人だ。
旅行先で、
『描いた絵がスクリーンに映って動く』
という遊びがあった。
そこで嫁が描いた絵は、
嫁がカメラを持って家族写真を撮っているという設定らしい。
嫁はさらさらっとこんな風に書ける。。。
人物説明を入れるとこうだ。
こんな風にスクリーンに映って動いた。
嫁の絵と非常にギャップがあるが、僕が書いたのはこんな絵だ。
『アマゴを釣っている自画像』である。
僕がさらさらっと描くとこのレベルなのだ。。。
そしてこの絵がスクリーンに映し出された。
すると嫁は僕にこう言った。
「この絵が映し出されて恥ずかしくないの!?」
だけど僕は全然平気だった。
こちとら物心ついた時から、絵と字が下手と言われ続けているのだ。
嫁はスクリーンに映った僕の絵をしばらく眺めた後、
「異様なものって、なぜか目を惹くよね。。。」
という感想を述べていた。
そんな(どんな?)不器用で絵も字も下手な僕だが、
渓流ハンドメイドミノー『不器用ルアー』というものを作っている。
なので子どもたちの夏休みの工作で、一緒にルアーを作ることにした。
夏休みの工作でルアー作り!
工作の宿題をルアー作りにしたのは、
- 製作時間を子供と過ごせるし、
- 一緒に遊ぶ感覚で宿題も終わる。
- 何より僕が楽しい。(これ重要)
という理由だ。
そして思った。
今回のルアー作りで『遺伝』というものの結果が明確に出ると。
それはうちの娘と息子が、
- 絵が描ける嫁か、
- 絵も字も壊滅的な僕。
そのどちらに似てしまったのか。
ルアー作りでその審判が明確に下されるのだ。
僕(不器用)に似てしまっていたら、子どもたちごめんなさい。。。
子どもたちの学年は下記だ。
- 娘は小学5年生
- 息子は小学3年生
カッターナイフなどはほぼ使った事がない。
さらに問題が1つある。
それは、
教える先生(僕)が不器用だということだ!
とにもかくにもルアー作りを開始したのだ。
バルサの切り出しから成形
子どもたちとルアー作りと言っても、子供たちは作った事がない。
『全て子供が考えて自由に』というのは無理がある。
なので僕の不器用ルアー『小法師』の型などを使用する事にした。
プラバンを切り取った型を使って、バルサに切り取り線を付ける。
バルサに型取りをしている息子(小3)。
バルサに型取りをしている娘(小5)。
娘がさっそく型取りの方向を間違えた。
なので赤字で修正したのだ。
次は型取りに沿ってバルサを切り出す。
普段カッターナイフなど使ってないので、切り出しやその後の削りはかなり苦戦していた。
切り取った結果がこちらだ。
1番上が僕で、2番目が娘、1番下が息子。
切り出したバルサを2つ合わせて断面をやすりがけ。
やすりがけして周囲を平らにした。
その後、バルサを削って形を作る。
やはりカッターナイフを使う作業が苦手なようだ。
削り終わって、表面のやすりがけをしている息子
3人とも同じ型を使ったのだが、削ってやすりがけまで終わると形がかなり違っている。
それも子供それぞれの『味』(あじ)だと前向きに考える事にする。
注意:僕も上手ではありません!
アイの曲げ、ウエイトの穴開け
バルサ本体が完成したので、次にアイを作る。
あまり硬いと子供が曲げにくいと思ったので、SUSの柔らかい0.6㎜を使った。
アイを曲げた後は、アイを収めるところとウエイトの穴を空ける。
その作業には彫刻刀ではなくてルーターを使った。
子どもたち、意外とルーター使えました。
ただ、ダイソーで買ったルーターのバリバリという大きな音にビビってました。
息子(小3)もルーターを使用。
そしてアイとウエイトを入れてバルサを貼り合わせた。
ウエイトの位置や重さは僕が指示した。
貼り合わせ(接着)も一発勝負なので僕がやりました。
この写真は1度ドブ漬けした後。
ドブ漬けと臭い
ドブ漬けもやり方を教えて、最初の何回かは子供にさせてみた。
だけどうちの子はあのシンナー臭というか溶剤の臭いが苦手なようだった。
あまり子供に溶剤を吸わせたくもないので、最初の何回か以外は僕がドブ漬けしました。
ここまでで、形に関してはほぼ製作が終わった。
あとは、
- ドブ漬け後に塗装、
- 塗装後にドブ漬け、
- リップ付け、
- スイムテスト、
- で完成。
と文章で書くとすぐ終わるように見えるけど、まだまだ先は長いのだ。。。
僕のルアー製作期間は1ヶ月少し~1ヶ月半くらいかかる。
だけど子どもたちの夏休みは1ヶ月ほど。
夏休みの間に完成するように、かなり駆け足で製作を進めた。
一体どんなルアーが完成するのか。
子どもたちに『不器用』は遺伝しているのか。
そんなもろもろは『後編』に続きます!
どんなルアーになるのか気になる方も、早く書けと言う方もクリックお願いします(^O^)/↓
ちょっ 笑
ブログ2ヶ月休んで子供達に接待してるのかと思ってましたが、逆に遊んでもらってるじゃないですか。
まさのりさん
『子供に遊んでもらっている』については、返す言葉がありません(>_<) ブログ休んで接待のはずが、逆に自分の趣味に子どもたちが付き合ってくれて遊んで貰っていました(^^;) これまで接待釣行などはして貰っていましたが、ついに子供にまで接待して貰いました(^o^) 子供の成長は早くて、僕は中々成長しないです(^^)
楽しいです。
読んでるこっちがワクワクしました。
釣り道具だということは別にして(笑
子どもたちに工作を教えるお父さんなんて
最高ですね!!真剣に工作をしている
お子さんたちを見て微笑ましくなりましたよ。
自分の地区は今日で禁漁となるので
もはや抜け殻ですが、しげるさんの今回の
ブログを見て、こんな小さな子がミノーを作れるなら
自分も作ってみようかなという気になりました。
ブログの後半が楽しみです。
muraさん
楽しんで貰えるとすごく嬉しいです(*^_^*)
子どもたちの宿題(工作)をするという口実で、僕の趣味に子どもたちが付き合ってくれた感じです(^^)
うちの子、良い子なんです。(親馬鹿)
muraさんのところは禁漁なんですね(>_<) こちらは3連休なのに雨が。。。 ルアー作り、楽しいですよ。 ただし、時間泥棒です(^^;) ブログ後半、楽しみにして下さってありがとうございます! 日曜日にはアップ出来るように頑張ります(^o^)
実に素晴らしい考えですねぇ!!。少し違いますが、僕も数年前の甥っ子の自由研究で自分で魚を釣って(管釣り)捌いて食べるっていうレポート✒️みたいのをやりましたょ。
完成が楽しみですねぇ。図工の様な感じなので子供逹も楽しく宿題をやれたんじゃないですかぁ?(*^^*)
果たして、子供逹はどちらに似たのかも気になる所ですね(笑)。
花屋のいちろーさん
ありがとうございます(^^)
僕が楽しいというところが大事なキーワードです(^o^)
甥っ子さんのレポート、素敵だと思います(^o^)
色んな経験って、あった方が良いと思います。
子どもたちも宿題に対する嫌々感はなく作業してくれました(^^)
僕の熱意が高すぎたので多少のギャップはありましたが(^^;)
果たして子どもたちはどちらに似たのか、どんなルアーが出来るのか。
気になって頂いて嬉しいです。
頑張ってアップします(^o^)
しげるさんー(^^♪ おはよーございますー! 夏休み企画いいですねー! 想像してませんでしたー(笑) でもーもうすでにDNA鑑定の結果が出てきてような気がしますー(^^)/ 後編楽しみにしてますヨーーー(=゚ω゚)ノ
しげさん
夏休み企画、楽しんで頂けたらなによりです(^o^)
ルアー作りは時間がかかるので、子どもたちにわりと長い時間一緒に遊んで貰っていました(^^)
すでに鑑定結果が出てますか(^^)
後編、明日にはアップ出来るように頑張ります(^o^)
ああこれ、私も全く同じ事を子供に持ちかけましたよ。ミノーじゃなくてエリアクランク作りですけど。
「なんだかルアーばっかりだなぁ…この人」
と拒否られましたけど。(;ω;)
イェーガーさん
実はルアー作りにハマったお父さんあるあるなのかもしれないですね(^o^)
うちは今回、夏休みの宿題(工作、自由研究)という大義名分があったのが良かったかもしれません(^^)