昨年参加したイベントに、今年も参加してきた。
それは、遡上してきた鮭のイベントなのだ!
昨年は娘(当時小4)と息子(当時小2)と一緒に参加した。
詳細は昨年のブログ、
を参照下さい。
注:昨年の写真
しかし今年は地域の子供会のイベントと日程が重なってしまった。
つまり子どもと一緒に行けないので、イベントに行くかどうかをすごく悩んだ。
昨年参加した印象としては、
- 親子参加がほとんど。
- 一部ご老人の参加があり。
- 単独で成年男子の参加者は、
- あまり居なかった。
というのもこのイベントがある地域では、
- 鮭の発眼卵を稚魚になるまで、
- 学校や保育園や家庭で育てて、
- 稚魚を川に放流する取り組みが根付いている。
- 放流イベントもある。
とても素敵な取り組みだと思う。
なので当然、家族連れの参加がメインなのだ。
子どもとは一緒に行けないけど、興味はあるイベントだし昨年と違う話も聞けるかもしれないとも思った。
結果、アラフォーのおっさんが一人で参加したのだ。
鮭の遡上を見るイベント会場
イベント会場(というか川)に到着して思った。
昨年子どもと一緒に参加した時にはイベントの雰囲気にすぐに溶け込めた。
なのに今回僕一人で参加したら、
「アウェー感が凄いのだ!」
(注:僕が勝手に感じたアウェー感です)
前述の通り、他の参加者はほぼ親子である。
38歳男性一人で、しかも県外からの参加なんて僕だけなのだ。。。
(注:県外は見た目では分からないので、人見知りの僕の被害妄想です)
これほどまでに、
「子どもが側にいて欲しい!」
と思ったことはあまり経験が無い。
僕の見た目は不審者には見えないはずだ。(希望的観測)
だけどいいおっさんが一人参加なのはちょっと所在ない感じだった。
開始までの待ち時間が寂しい感じだったので、早く始まれば良いなと思っていたらスタートした。
イベント開始
昨年同様、漁協の方や先生が鮭について語って下さった。
途中で鮭の雌(メス)から卵を出して、雄(オス)から精子を出して受精させるところを見せてくれた。
(本当は直射日光があるところでは良くないらしい)
雄と雌で顔が違う。
当然子どもたちが集まる。
雌のお腹を割いて卵を出したり雄から精子を取ったりしている。
子どもたちが興味津々。
子どもたちが見終わった後に卵を写真に納めた。
写真が下手だ。
先生の講義で昨年聞いた話は昨年のブログ参照でお願いするとして、
- この川に戻って来た鮭の卵と、
- よそから貰ってきた鮭の卵だと、
- 戻ってくる率が10倍ほど違う。
という話があった。
その話を聞いて、最初はやっぱり大変なんだと思った。
たぶん下記のような流れになるんだろう。
- 鮭を戻したくて他の川の鮭の卵を放流。
- 最初は確率低いけど、少しだけ戻って来る。
- 少しだけど戻って来た鮭の卵を放流。
- 戻って来る確率アップして戻る鮭が増える。
- その卵を放流でさらに戻る確率アップ。
軌道に乗れば戻って来る鮭は、確率は増えるはずだ。
やっぱり最初が一番しんどいのだ。
これは鮭の場合で、サクラマスでも同じかどうかは分からない。
だけどたぶん近いところはあると思った。
そして川にいる鮭を見るために少し移動した。
動画の真ん中あたりを泳いでいるのが鮭だ。
動画は10秒程度です。
昨年はすぐに鮭の掴み取りになった。
だけど周りの参加者の方の会話を聞いていると、昨年より前は鮭を見るだけだったらしい。
イベントも試行錯誤して年々変化して、進行を考えてくれているんだろう。
今年も最初は見るだけだったが、主催者側が参加者の服装などで掴み取り準備が万端なのに気付いた。
なので掴み取りのGOサインが出た。
昨年は子どもと一緒に参加していたので、僕は『いの一番』で川に入って鮭を掴み取った。
昨年の勇姿(!?)です。
しかし今回はおっさんの一人参加である。
(ここ重要!)
一人参加のおっさんが子ども達を差し置いて、我先に川に入ってはしゃいで鮭を掴む。
それは出来なかった。
僕はKY(空気読めない)だけど、そのくらいの空気は読める。
なので川に入る子どもたちを眺めたり写真を撮ったりしていた。
川に入れない僕は足元の石をひっくり返したりしてみた。
すると、卵(イクラ)が出て来て驚いた。
この場所はリアルに鮭が産卵をしている場所なのだと改めて思った。
産卵している場所なのであまり子どもたちが踏み荒らすのは良くないとは思ったが、掴み取りは楽しそうだった。
鮭を掴み取ろうとする子どもたち。
動画は数秒です。
掴み取った子どももいる。
鮭がデカい!
僕は鮭の動きを見て、
「弱っていてこのトルクなら、遡上中にルアーにかかったらどれだけ引くんだろう?」
などと考えていた。
(念のため、ここでは鮭は一年中禁漁です)
そして川から戻って鮭汁を頂いた。
その後、放流用のイクラや精子を取った後の鮭を持ち帰れるジャンケン大会があった。
昨年はそんなの知らなくてクーラーボックスも持ってきてなかった。
それに夕方まで遊んで帰る予定だったので辞退した。
今年はクーラーも準備して、家族には「たぶん鮭を貰って帰る」という宣言までしていた。
しかし運命のイタズラか、今年は遡上が少なかったらしい。
昨年は20匹に近いくらい並んでいた鮭が、今年は3匹だった。。。
自然の鮭なので年によって遡上の増減があるのは仕方がない。
だけど問題はおっさんの一人参加状態の僕である。
鮭を持ち帰れるジャンケン大会には当然子どもが多く参加する。
つまりジャンケンで勝ち抜いて鮭を持ち帰るためには、子どもたちに勝ち抜く必要がある。
空気的(雰囲気的)な話だが、おっさんが子どもにジャンケンで勝って鮭を持ち帰るよりは、子どもがおっさんに勝って持ち帰る方がみんな納得する。
僕は家族に「夕飯は鮭尽くしかも」と言っていた都合上、ジャンケン大会に参加はした。
だけど正直、
「子どもたちだらけのジャンケン大会で勝ちたくない」
と思っていた。
そんな思いが伝わったのか、ジャンケン大会は早々に敗退した。
だけど僕はほっとした。
子どもたちが負けて、一人参加のおっさんが鮭を受け取るところなんて想像しただけで。。。
イベントが終わって、鮭が持ち帰れなくなった事を嫁に電話した。
すると嫁は、
「今日は鮭料理の予定だったから鮭以外は料理したくない」
と言い放った。
結局、帰宅してから家族でスーパーに行った。
そして夕飯用に思い思いの好きなお惣菜を(僕のお金で)買ったのだ。
僕は子どもたちとのジャンケン大会には勝ちたくなかったので、負けたのは良いのだ。
だけどその結果、家族の夕飯をなぜか僕のお金で買うことになった。
これは『試合に負けて勝負に勝つ』って言うのかな?
いやなんか違う気がする。
『試合(ジャンケン)に負けて、嫁にも負けた』だな。
まあ試合(ジャンケン)には勝つ事があったとしても、嫁に勝つ事はまず無いのだけれど。。。
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過去ブログから薄々感じてましたが、しげるさんの奥さんが自分の嫁さんと言動が似すぎてて容易にやりとりが想像できてしまいました(笑)北海道も秋の河口は鮭釣りで殺気立ってて、40グラム前後のスプーンにタコベイトというヒラヒラを付けてサンマ等のエサを付けて釣る、浮きルアーという釣り方の釣り人でいっぱいです(^^;渓流オフシーズンにいい子ポイントたくさん貯めて来シーズンに備えてくださいね(^-^)/
あざらしさん
奥様、うちの嫁と言動が似ていますか(^o^)
となるとあざらしさん夫婦の力関係など想像が付きます。(恐らく近い立ち位置なので(^^))
北海道は鮭釣り出来るのが素敵ですね!殺気立っているのは恐ろしいですが(^^;)
浮きルアー!その釣り方は始めて聞くのですが所変われば色んな釣り方がありますね。
オフシーズンの間に、出来るだけ良い子ポイント貯めておきます(^_^)v
もうサクラマス放ちに来てください、相模川に。
12/1ですよ。
3110tkjさん
神奈川まで飛行機で行って、サクラマス放流だけして日帰りする。それ良いですね(^o^)
ってさすがに厳しいです(^^;)
昨年たまたま嫁がこの鮭の遡上イベントを見つけてくれたんですが、相模川サクラマスがあったので特に興味を持ちました(^^)
サクラマスの稚魚放流、楽しんで来て下さいね(^_^)v
子供の学習も兼ねたイベント素晴らしいですね(^^)d。
そんなイベントにお一人で参加するなるて尊敬しますょ(^-^)。僕だったら、1人で参加する勇気が出ないたろぅなぁ( >Д<;)。想像してみてください(笑)。僕のあの見た目で子供達の中に……
鮭のお土産数なども年によって変わってくる辺りもちゃんと考えられてやられてるのが伝わってきます!。
いつまでも鮭が遡上する川であって欲しいですね(^^)d
花屋のいちろーさん
僕は人見知りで出不精なので、一人参加はかなり思い切りましたよ(^^)
実はブログに書こうかと思ったんですよ。
「もし子どもたちとのジャンケン大会にいちろーさんがいたら、、、」
「いちろーさんの近くだけ人口密度が低くなって、周囲2~3mくらいにミステリーサークルのような人のいない空間が出来て、、、」
などなど。
コメント頂いたので書いてしまいました(^^)
鮭の遡上数、年によって違うらしいですね。
この川はサクラマスも遡上しますし、鮭もサクラマスもいつまでも遡上出来る川であって欲しいです(^^)