初めての渓流ダートミノー製作の過程でリップレスミノーが誕生!?

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渓流リップレスミノー

 

ニュートンはりんごの実が落ちるのを見て、

 

「万有引力の法則」

 

を発見したらしい。

 

そんな逸話とは比べれないが、ルアー製作の過程である発見をした話なのだ。

 

初の渓流用ダートミノー製作!

 

初めての渓流用ダートミノーを製作している。

 

前回ブログでは塗装まで終わった。

(参考ブログ:初の渓流ダートミノー製作で形やウエイト位置などを設計(は大袈裟))

 

渓流リップレスミノー

 

全部横アイです。

 

渓流ダートミノー製作

 

塗装が完了したのでリップ付けなのだが、今回は2種類のリップを用意した。

(初めてなので取付位置も大きさも手探りです)

 

渓流リップレスミノー

 

↓リップはこれです。

 

仮リップ付けが完了した。

(瞬間接着材で軽く付ける)

 

渓流リップレスミノー

 

4つともウエイト位置を変えている。

 

渓流リップレスミノー

 

仮リップでお風呂スイムテストをして、どちらのリップが合うか試してみた。

 

お風呂スイムテストの結果、

  • ダートミノーには、
  • 後方重心より、
  • 前方重心の方が良さそうだ。

という事がなんとなくわかった。

(注:初めてだし思うようにダートはしてくれていません。。。)

 

リップは前寄りの方が良さそうな気がしたので、少し移動させたりと調整した。

 

仮リップ付けの段階で家の前の川でスイムテストをした。

 

その時に発見があったのだ!

 

渓流リップレスミノー誕生!?

 

家の前の川でスイムテストをしていた。

 

初めてのダートミノーなので、僕が思うようにダートはしてくれていない。

 

「動かし方による違いはあるかな?」

 

と思って激しいトゥイッチやジャークなども色々と試していた。

 

すると一つのプロトミノーのリップが外れたのだ。

(仮リップなので軽くしか付けていない)

 

正確にはリップが外れてから2投ほどして気付いた。

 

リップは外れたが、試しにそのままキャストしてスイムテストを続けてみた。

 

その結果、

 

「このプロトミノー、リップ無しでも釣れる気がする!」

 

と思ったのだ。

 

渓流リップレスミノー

 

リップが無いので、トゥイッチやダート的な感じで釣るのは難しいと思う。

 

だけどリップレスミノーの、

  • ゆらゆらとしたフォールや、
  • 少しアクションした時の小さな動き。
  • (自然な、低い)アピール力。

それがハマる場合もありそうな気がしたのだ。

 

今年の僕は警戒心の高いヤマメにナチュラルドリフト的な方法を試したいので、余計に使えそうな気がした。

(参考ブログ:渓流ミノーのナチュラルドリフトは警戒心の強い渓魚や低活性に効く?)

 

そう思ったのでリップが外れたミノーは試しにリップレスのまま使ってみようと思った。

 

4つのプロトミノーのスイムテストの結果、メインで使うのは下の2つになりそうだ。

 

渓流リップレスミノー

 

ダートミノーのベリーフックはラインに絡みやすいので、思いきって無しのワンフックミノーにした。

 

初のダートミノーのお風呂スイムテスト動画です!

 

 

続いてリップレスーミノーだが、ゆらゆらと落ちるシミーフォールがトゥイッチを嫌がる渓魚に効きそうな気がする。

(注:あくまで希望的観測です)

 

 

リップレスミノーだと、頭の形を変形させて水流を受けるようにしたのは目にした事がある。

(斜めにしてリップの役割を持たせた頭とか)

 

頭の形を変形させるとミノーが水流を掴みやすくて操作はしやすくなりそうだ。

 

今回のただのリップが無いミノーと、初めてのダートを意識したミノーは実釣ではどうだろうか。

 

2つのプロトミノーに渓魚はどんな反応をしてくれるのか?

 

新しいルアーを作ると渓流に行きたい欲が(いつもよりさらに)高まる僕なのであった。

 

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コメント

  1. きんくま より:

    ものづくりおいて偶然の産物は大事な事だと日々思っています。
     試行錯誤している中での、手の滑りだったり、普段と違う視点だったり、意図しなかった閃き(ヒント)は思わぬ良い結果に導いてくれる事があります。
     閃きをカタチにしたり、結果に結び付けるには、それなりに多大な労力が必要ですが、それって楽しい事だと思ってます。
     しげるさんの閃きがリップレスミノーとしてカタチになり、良き釣果に繋がることを楽しみしていますよ。
     洞察力の鋭さはニュータイプの証ですよ! しげるさん

    1. しげる より:

      嬉しいお言葉ありがとうございます(#^^#)

      たまたまなのですが、「このままリップレスで釣れるんじゃないか?いや釣ってみたい」と思いました。

      なんとなくの直感、閃き的な思いですが、それを大事にして試してみたいと思います。

      また以前にどこかでリップレスミノーの方がリップの波動(振動)が無いから釣りやすいというのも目にしたような気がします。(数年前の話です)

      警戒心の高い渓魚には出来るだけ自然な(アピール力の低い?)アプローチが良いのでは?と思っていて、そこにリップレスがハマるような気が、、、

      ご指摘の通り、試行錯誤が楽しいのが渓流ルアーやルアー作りだと思います。
      (時間と労力はかかりますが)

      ニュータイプなんてとんでもないですが、楽しんでみます(*^^)v

      いつか色んな事が「見える!」と言いたいです(#^^#)

  2. あざらし より:

    なんかもうエサって感じですね(⁠^⁠^⁠)ダートの感じやフォールが魚を魅了する動きしてると思います!水面を泳がせて喰いつく渓魚を妄想してしまいした(笑)

    1. しげる より:

      エサって感じって、嬉しいお言葉です(#^^#)

      フォールの感じが渓魚が喰ってくれそうですし、リップが無い事がどう影響するか試してみたいです!(^^)!

      あざらしさんの妄想通り行く事を祈って頂ければ嬉しいです(*^^)v

  3. 魚太郎 より:

    個人的にプロトミノーのアクション、好きですね^ ^
    少しヌルッとした動きがたまりません笑
    販売数が少ないのは、平打ち系やキビキビ系がよく売れる中、ゆっくり誘うもののシェア率が低め、複雑に変化する流れの中で、アクションを安定させるのが難しい事などがあるのかなと思います。
    以前、メバル用のシンキングペンシルを試した事があるのですが
    棒になるわ、水面割るわで
    扱いが難しかったです…笑

    1. しげる より:

      プロトミノーのアクションに嬉しいお言葉ありがとうございます(*^_^*)

      リップレスミノーが少ないのは書いて下さった理由が大きいかも知れませんね。。。

      実際に今回のプロトリップレスミノーだとアクションの安定や扱いは難しい気はします。

      頭の形状を水を受けられるように斜めにリップ的にしたり、頭で水流を受けられるようにするのもありですが、それだとリップ付きミノーと何か違うのかな。。。と考えたり。

      とにかくまずは試してみます!(^^)!

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