おっ、お久しぶりです!
珍しく2週間以上もブログ更新していませんでした!
なぜ更新してなかったのか?
闘っていたからです!
何と闘っていた?
自分のルアー作りの力の無さと闘っていました!
その結果、、、
気持ちが落ち込んだりしていました!
(僕はメンタルが豆腐です)
つまりブログ更新がなかったのは、
- ルアー製作で忙しかったのと、
- 気持ちが凹んでいた。
その2つの理由だったのだ。
僕の中で自分用のルアー作りと人に使って貰うためのルアー作りは違う。
自分用のルアー作りは多少の失敗も気にせずに楽しく作れる。
だけど人に使って貰うためのルアー作りは自分の力の無さと正面から向き合う事になるのだ。
前回の出品の際にも「不器用にはもう限界かな・・・」とは感じていた。
感じていたが、
- 前回は1年半前の事で、
- 今年は出品が無かった。
なのでその時の感情が薄れかけていたのだ。
それを改めて感じて凹んだりしていたのだ。
そんなブログ本編のはじまりはじまり。
不器用ルアー縁(えにし)の製作!
来シーズンまでに『不器用ルアー 縁(えにし)』を販売という形で人に使って貰えるように。
そう思ってルアー作りに全集中、不器用の型の日々を過ごしている。
前回ブログではバルサを削って形を整えていく途中の段階だった。
↓ここまででした。
ジョイントミノーなので胴体と尻尾部分に切り分けてアイ(構造線)を入れる。
アイ(構造線)にはスレッドも巻く。
渓魚との運命の赤い糸になればと思って赤色で巻く。
↓アイが綺麗な丸じゃ無い。。。
実はアイを丸く製作するための道具も買ってみた。
↓けっこうなお値段!
だけど使いこなせずに結局細いドライバーとラジオペンチで曲げている。。。
丸いアイを作るために買ったペンチ。
使いこなせるように練習するべきなのにしていないのは僕の怠慢なのだ。。。
ルアー作りに戻って頭から胴体部分の組み込みまで完成!
今回は10個製作していたのだがこの時点で1個が没(ボツ)になった。。。
その後に尻尾部分と繋げてからドブ漬けを開始。
(写真撮り忘れ。。。)
何度かドブ漬け後にアイ(目)の穴を空けた。
実はこの段階でアイ(目)の穴を空けるのは初めてだ。
いつもは塗装前に空けていたのだ。
だけど他の方のルアー作りのブログを見たらこのタイミングでされていたので試してみた。
しかしこれが失敗だった!
いやこの時点でアイ(目)の穴を空けるのが失敗なのではない。
アイ(目)の穴を空ける時の方法に問題があったのだ!
いつもは前回製作モデルと目の位置を見比べて1個ずつ合わせて穴をあけていた。
しかし今回はルアーの鼻先から〇〇㎜と決めて印を付けた。
その印を元にポンチで次々と穴をあけていった。
印の位置はちゃんと前回製作モデルと合わせてあけたつもりだった。
だけど後で気付いたのだが、
アイ(目)の穴位置がずれていたのだ!
アイ(目)の穴位置ずれと修正
アイのずれに気付いたのは随分製作が進んだ後だった。
それはルアー9個分のアルミホイル貼りに2時間以上もかかった後の事だ。
アルミ貼りしたルアーを眺めて気付いた。
「何か目の穴が後ろに寄っている気がする。。。」
確認のためにアルミ貼り後のルアーに目を仮付けして見本になるルアーと並べてみた。
この瞬間、僕は大声で叫び出したい気持ちだった。
製作開始からここまでで2~3週間ほど経っている。
つまり、
僕の2~3週間のルアー製作の日々が水の泡になったのだ!
(しかも単純な不注意で!)
たかが1.5㎜~2㎜のずれかもしれない。
- だけど人間の顔もルアーの顔も、
- 顔というのは色んなパーツの、
- さらにすごく微妙な位置関係で、
- 見え方がまるで変わるのだ。
50㎜ほどのルアーでこの目のずれは致命的なのだ。
これが自分用なら特に気にしない。
だけど人に使って貰えるように作っているルアーなので特にそう思ったのだ。
ここで一つ悩んだ。
目の位置がずれたルアーをどうするか?
- 製作をやめてルアーを割ってタングステンを取り出す。
- この目の位置のまま製作して完成させる。
- 目の位置を修正して完成させる。
このまま製作を続ければ完成までに2週間ほどはかかる。
時間もかかるしタングステンも値段が高いので割って取り出そうか?
一瞬そう思ったが僕には出来なかった。
親(製作者)としてこの子たち(ルアー)を完成させようと思った。
自分用には多すぎる数のルアーだが、経験として目の位置も修正して製作してみよう。
そう思った僕は強引にも目の穴をパテ埋めした。
一つだけはパテ埋め後にヤスってすぐに穴あけしてみた。
他はドブ漬けと塗装が進んでから穴をあける事にした。
パテをヤスリで削って出来るだけ段差を無くしてからドブ漬けと塗装!
パーマーク塗装!
その後に目の穴をあけて、、、
お腹と背中の塗装完了!
そして顔の黒塗りとジョイント部のシルバー塗りまで終わった!
人に使って貰えるルアー、販売出来るルアーと考えると色んな課題が山積みなのだ。。。
例えば、
- アイ(構造線)の丸さ。
- パーマークの濃さや、
- 形が一定していない事。
- 同じように作ったつもりでも形が少し違っていたりする。
- その他の課題も沢山ある。
そんな自分の出来ていない、未熟な部分と真正面から対峙する事になるのだ。
それで落ち込んだりしていたのだが、少し開き直った。
今の僕に出来る事は考えながら手を動かす事だけなのだ。
とにかく作ってみよう。
同じ形のルアーを、
- 1回10個以下で、
- あと2回か、出来れば3回作ろう。
そうすれば15~25個前後のルアーを作る事になる。
(今回の9個は除く)
同じルアーをここまで集中して作るのは初めてだ。
それだけ作っても全然モノにならないかもしれない。
1回目はすでに失敗したし、どれだけちゃんと作れるかわからない。
だけどまずは作ってみよう。
1つのルアーを作り続けてわかるものや身につく事もあるかもしれない。
オールセルロースで作っている僕のルアーは完成までに約1ヶ月少し~1ヶ月半かかる。
そう考えるとオフシーズン(禁漁期間)は長いようで短いのだ。
自分の腕の無さと向き合うのは辛いけれど、まずは手を動かそう。
昨日の自分より少しでも上手に。
それを合言葉にしようと思った僕なのであった。
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ルアー製作お疲れさまです!やはり自分用と販売用ではプレッシャーは全然違いますよね(^^;散々販売されたら買いますよとか言ってた自分が今回のしげるさんのブログみてなんて軽々しいことを言ってたんだろうと猛省しております( ノ;_ _)ノあまり無理をせずルアー製作頑張ってくださいね!でもやっぱり販売されたら是非購入したいです(笑)
特に僕の場合、いつものルアーが不器用丸出しなので自分用と販売用は本当に違います(^^;)
いえいえ!販売してみたいとは僕が自分から言い出したのであざらしさんが気にされる必要はありません(>_<) むしろ嬉しいお言葉ですので(*^_^*) 自分なりに色々とやってみて、手を動かしてみるしかないと開き直りました(^^) このオフシーズンは集中してルアー作ってみます(^_^)v 不器用が作っているルアーに最後も嬉しいお言葉ありがとうございます(^^) 僕も是非使って頂きたいです(^o^)
お疲れ様です。
私もルアーの仕上がりの不安定さに四苦八苦してます…
おんなじ様に作っても、顔なんてみんな違うし、しげるさんがおっしゃるように、特に目の位置は大事だと思います。
ほんの僅かでも違うだけで全然雰囲気変わっちゃうしで…
3110tkjさんでもルアーの仕上がりの不安定さに四苦八苦されてるんですね!
何だか嬉しいですよ(^^)
同じように作るってほんとに難しいですよね(>_<) 細かく見るとみんな少しずつ違っていたり。。。 とにかくこのオフは集中して同じ型を作ってみます(^_^)v
しげるさんお疲れさまです!
ルアー製作ご苦労様です。
以前「製作過程を楽しみにしています!」などと軽々しくコメントしてしまいました(>_<)
ある程度の数を一定の仕上がりに作るのは本当に大変なんですね!
・パーマークの濃さ
・形が一定していない
のは、僕はそこがハンドメイドの良さでもあるのかと思います。
全然別のジャンルの話で申し訳ないのですが、、、
僕はギターリスト(アマチュアですが)でギターマニアなんですが、
世界的に有名なジョン・グレーベンというルシアーは作りが雑と言われ微妙にシンメトリックでなかったり接合箇所に隙があったり、同じモデルでも外観も音色も一本一本違うんですが、深みのある温かい音色で多くのプロギタリストにも愛用されています。
(僕も数本所有してますが、それぞれ個性的で愛着があります)
ハンドメイドにはメーカーで機械で緻密に全部同じに作られた量産品には無い良さがあると思います。
しげるさんのルアーも見た目は少しづつ違っても性能(泳ぎ方?)がしげるさんが納得されるのであれば良いのかなーと思います。
これから製作技術もどんどん向上されることと思いますが、僕は今回の失敗込みの記念すべき第1号ロットのルアーが欲しいくらいです(*^_^*)
無理なさらないようがんばってください。
いえいえ、「製作過程を楽しみにしています!」は嬉しかったですよ(*^_^*)
僕の不器用さや腕が問題なので気にされないで下さい(^^)
同じようにルアーを作るって言葉にすると簡単ですがほんとに難しいと改めて思いました(^^;)
くんじーさんはギター弾かれてギターマニアなんですね(^o^)
僕は高校時代にGのコードで早々に挫折した不器用なので凄いと思います(^^)
ジョン・グレーベン!初耳で検索かけました!有名なのも知りました!
それぞれの違いが個性的で音色も良くて愛着も湧くというのは素敵ですね!
たしかにギターもルアーもハンドメイドにはハンドメイドの良さがあると思います(^^)
失敗込みの記念すべき第1号ロットが欲しいくらいなんて嬉しいお言葉ありがとうございます(*^_^*)
励みになります(^^)
このオフは無理のないように集中してルアー作りをしてみようと思います(^_^)v
一ミリにこだわって納得した物を作ってもらえる事が楽しみで仕方ないです。
あとはユーザーの声を拾って少しづつ進化させていくのが1番だと思います。
どんな物も最近から完璧な物はないですから。
そう言って頂けるとすごくありがたいし嬉しいです(*^_^*)
毎回同じようなルアーを作るって言葉にすると簡単なのですがやってみるとすごく難しいです。特に僕は不器用なので(^^;)
ユーザーの声を拾ってですか!確かに実際に使ってもらった結果を反映すれば良くなっていきそうですね(^o^)
そうですね!僕もまずは自分の出来る限りから始めようと思います(^_^)v
しげるさん、お疲れ様です。
不器用ルアーズは目力という強力な個性、アイコンを選択してしまったので、目に拘る事は大事かと思います。
ちょっと目が後ろ寄りだと目力線が短く弱まりますしね。 でも目力の長さや形でルアー特性を表現するなんていうのもありかも。(例えば血走った目力はラジカルな動きとか、驚いた目力はリアクションとか…)
試行錯誤される姿は、読者視点ではドラマがあって面白いです。
ありのままの不器用ルアー、しげるさん、が面白いと思います。
そうなんですよ!目力もあるので余計に目の位置が気になったりします(^^;)
書かれている通り、目力の長さや形が違うと面白い表現が出来るかも知れないと思いました!(^^)!
失敗して落ち込んでます的なブログをアップするのは悩んでいたのですがそう言って頂けるとありがたく、また嬉しいです(*^_^*)
このオフは集中して縁(えにし)を作ってみようと思います(^o^)
終盤になってミスに気が付いた時のショック……あの絶望感、わかります( ノД`)…。
でも、そこでメンタルを立て直すあたり流石です!。きっと僕のなら、しばらくルアー作るの休んじゃうんじゃないかなぁ(^^;
それに数を効率良く作るとなると、1つ×2目の位置を確認してってなると時間も掛かってしまいますし、アイの位置から何ミリと決めてやる方が断然早く出来そぅですね!。でも、思わぬ落とし穴がありましたね(汗)
ネバーギブアップ、トライ&エラーお互い頑張りましょぉ!!
あの絶望感、わかって頂けますか(>_<) メンタル崩れたままになりそうでしたが、何とか開き直る事に成功しました(^^) 開き直ってとにかく同じ型の数を作ってみようと思いました。 結果はどうなるかまだわかりませんがお付き合い頂ければ嬉しいです(*^_^*) そうなんですよ!数を作る場合、一つずつ位置確認してたら時間がかかるし。。。と思って初めてやってみたのが裏目に出ました(^^;) この冬はとにかく縁(えにし)を作ってみます(^^)