どうも、しげるです。
少しご無沙汰しております。
転職して、年明けから新しい職場で働くのだが、
今は現職の引継ぎ一ヶ月も終わって有給消化中なのだ。
(渓流シーズン中なら渓流に行き放題だったのに。。。)
時間があるので読みたかった本を読んだのが、今回のブログの話なのだ。
読んだのは、
『研究者が本当に伝えたかった サカナと水辺と森と希望』
という本なのだ!
↓これです。
研究者が本当に伝えたかった サカナと水辺と森と希望
渓流釣り師としてはタイトルから気になる本なのだが、
同じく渓流釣りを愛好される方には是非読んで頂きたいと思う。
この本を読んでも渓流釣りが上手になる訳ではないし、
渓流や渓魚を取り巻く環境が劇的に変わる訳ではない。
だけど知る事だけでも意義があると思うのだ。
この本に書いてある事をまとめると、
- 放流しても魚は増えない、むしろ逆効果。
- 貯水ダムがあっても水害は無くならないし、ダムは生態系を破壊する。
- 砂防ダムや治水ダムも上記と同じだが、スリット化すれば河川や沿岸の環境が改善する。
- 豊かな森が豊かな川や海を作る。
という事だ。
本に書かれている事の詳細を語るのは避けるが、
僕はこの本を読んで『ある映画』を思い出したのだ。
その映画は、
- 『アーティフィッシャル』という、
- パタゴニアがプロデュースした、
- 野生の魚と川の保護がテーマの作品だ。
この映画の事は以前にブログで書いた。
(参考ブログ:パタゴニアの映画「アーティフィッシャル」に頭を殴られた)
↓『アーティフィッシャル』の概略
『アーティフィッシャル』の中で僕の心に残っている部分を少しご紹介。
「2匹いる場所にもう2匹入れれば、4匹になり2匹よりいいと思ったのです」
(その結果)「現実にはそのようになりません。(中略)
私たちが損害を与えていたのです」
映画の中では、逆に放流をしなかった場所では翌年に魚の数が増えた話もされている。
何が言いたいかというと、
今回の『研究者が本当に伝えたかった サカナと水辺と森と希望』でも、
『アーティフィッシャル』でも、
日本でもアメリカでも同じように、
「放流したら魚が増えずに減る」という事が語られている。
ということは、
これは真実だと思うのだ。
だからと言って、
「放流は全部禁止にしろ!」などと言うつもりはない。
放流したら野生魚が減るのは確かだと思うが、
日本の渓流には、
- そもそも野生魚がもういない川だったり、
- 環境的に野生魚が増えていくのは難しい川もあると思う。
- そういう場所と、
- 野生魚が増える事が出来る川(環境)とは、
- 放流の判断についても違ってしかるべきだとも思う。
と、ここまで偉そうに書いてきたが、
僕はただの渓流釣りが好きな釣り人で、環境や様々な生態の知識もない。
渓流の環境のために、実際に何か行動に移せている訳でもない。
だけど渓流釣り師あるあるなのか、
渓流釣りをしていると、今回ご紹介したような本に興味や関心が出てくるのだ。
冒頭にもお伝えしたが、
- この本を読んでも渓流釣りが上手になる訳ではないし、
- 渓流や渓魚を取り巻く環境が劇的に変わる訳ではない。
だけど僕は、この本に興味を持ったり、読んだりする釣り人が増えれば良いと思う。
この先、そういう釣り人が増える世界と、増えない世界のどちらが良いか?
この本を読む釣り人が増える世界の方が良いと思うからだ。
で、結論なのだが、
- この本は渓流釣り師にお勧めです。
- 図書館で借りたりも出来ます。
- 『アーティフィッシャル』もお勧めです。
- 僕のブログからYouTubeで見れます。
渓流のシーズンオフや年末年始のお供にいかがでしょうか?
僕は有給消化中にルアー作ったりのんびりしたりしているので、
製作した不器用ルアーも書けたらまた書きますね!
『渓流釣りにハマると渓流の環境や渓魚の生態に興味が出るのは渓流釣り師あるある!』と思っている僕にブログ応援クリックお願いします!(^O^)/↓
にほんブログ村
↓下記もお勧め!(ブログはこちら)
↓これも面白そう!
しげるさん、こんばんは。
以前紹介した本を読んで頂いてありがとうございます!
読んだからと言って何ができるわけではないですが…知っているのと知らないのとでは大きく違うと思うのです。
まさにしげるさんの言う「この本を読む釣り人が増える世界の方が良いと思うからだ」の通りですね。
P.S.
ちょっと前にこっそりとインスタフォローさせて頂きました!
(フォローバックありがとうございます)
こんばんは!
こちらこそ良い本をご紹介頂いてありがとうございました(^○^)
知るって大事ですよね!
この本を読んでくれる釣り人が増えてくれることを願います(^^)
インスタフォローして下さったんですね!
どなたかな。。。
こちらこそフォローありがとうございます!(^^)!
よろしくお願い致します!