僕のシューズはコーカーズのデビルズキャニオンである。
購入してから3シーズン目を迎えている。
↓3年前の新品の写真。
↓デビルズキャニオン
3シーズンと言っても釣行回数は人によって違う。
- 僕は1シーズンで40~50釣行する。
- なので3シーズン目と言う事は、
- 100釣行前後は履いている。
でもまだ履けている時点でありがたく思ってはいる。
だけど1つだけ初期対応でちゃんと補修をするべきだった部分がある。
シューズに限らず初期対応(初期消火)というのは大事なのだ。
僕が常に意識している初期対応は、
「体形(たいけい)と夫婦関係はヤバいと思ってからだともう手遅れ」
(手遅れでなくてもかなり大変な状況)
である。
「太ったかな?」とか「嫁の態度が変わってきた?」
と自分が危機感を感じた時にはすでに想像しているより悪い状況になっている場合がほとんどだ。
今回のシューズの補修も初期対応が大事だった。
どれだけのアングラーがデビルズキャニオンや他のコーカーズを履かれているかわからない。
わからないけど初期段階で補修するべき場所を僕の例を元にご紹介するのだ。
3シーズン目のデビルズキャニオン
参考に1シーズン使った後の写真を載せる。
ソールをひっかけるぽっちり部分のコーカーズのKは見にくくなったがまだ見えている。
↓1シーズン使った後です。
それが現在(3シーズン目)では欠けてしまって丸の形ですらなくなった。
↓点線が元々の丸の形のイメージ。
円は外れ止めの部分でそれがほぼ全て欠けたので対策が必要なのだ。
ぽっちりの円の欠けはプラリペアかボンディックで補修出来そうな気がするのでまた試したい。
(どちらもまだ使った事はない)
↓プラリペア
↓ボンディック
このぽっちりが折れてしまうとソールを引っ掛けられなくなってしまう。
それだけは避けたいのだが保護する方法が思い当たらない。
(知っている方がいらっしゃれば教えて下さい)
デビルズキャニオンは丈夫さが売りでもあるが、僕が3シーズン目になるとこの部分も破れてきた。
↓3シーズン目の現在です。
だけどこれは僕がシューズを履くのに布の部分を掴んで履く癖があるからだ
ちゃんと補強されているこの部分に指を入れて履くようにしたら破れてなかったと思う。
↓赤矢印の部分です。
しかしそれよりも困ったのは側面なのだ。
大きな声で言います!
今から紹介する部分は初期段階で補修が必要です!
実は1シーズン使った後に側面に少し剥がれがあった。
↓1シーズン使った後の写真。
この部分を家にあった接着剤で補修した。
それでも剥がれた部分はウェーダーグルーで補修もした。
↓2シーズン目の補修
だけどちゃんとくっついた側面もあればくっつかなかった側面もあった。
↓1箇所だけちゃんとくっついた側面の3シーズン目。
くっつかなかった側面もあったが、
- 歩く時に負担がかかる部分だし、
- 仕方がないのかな?
- まあ全部は剥がれないだろう。
と思っていた。
しかしこの判断が間違っていた。
ちゃんと素材に合った接着剤で補修しておけば良かったのだ!
剥がれがあるまま2シーズンが終了して3シーズンも履いていたら、
とうとう下まで剥がれて靴底から側面に指が出るようになったのだ!
写真だとこんな感じ。
動画撮りました!
↓靴底に手を入れて指が側面から出る。。。
初期段階でちゃんと補修しておけばこんな事にはならなかったと思う。。。
剥がれをほったらかしにしていた僕が悪いのだ。。。
嫁にウェ-ディングシューズがこんな状態になったと話をした。
嫁はいつもの通りこう言ってくれた。
嫁:「すぐに新しいの買いなさい」
僕:「いや気に入ってるし直してみる」
嫁:「直さずに買いなって!そんなとこから指が出る靴っておかしいでしょ!」
僕:「ふふふ。。。僕のデビルズキャニオンはその名の通り、この地獄の谷のような状況からも復活するのだ」
嫁と僕のこんなやり取りを近くで聞いていた中学一年生の娘がこう言った。
娘:「お父さんって中二病だよね」
ちゅ、中一の娘に中二病って言われた!
我が家の日常会話はこんな感じである。
(僕は家で馬鹿な事ばかり言っているので父親の威厳とかはありません)
しかし真面目な話、デビルズキャニオンは良い値段のシューズである。
(なぜか最近さらに値段が上がってもいる)
気に入って使ってもいるし、
直せるものなら直したいのはお財布的にも本音である。
1シーズン目が終わった時にも接着剤で補修したが、接着出来た側面と出来なかった側面がある。
補修できるかわからないがまず接着剤を調べた。
僕がネットで検索した結果、接着剤と言っても色々とある事を知った。
釣りのロッドと一口に言っても対象魚で長さや硬さが全然違うのと同じで接着剤も用途によって違うのだ。
デビルズキャニオンのシューズの表面はラバー加工されていて、ソールの部分はゴムだ。
そこでゴム用の接着剤を買った。
黒色だからデビルズキャニオンにも合うはず!
↓これです。
他に安いゴム用接着剤もある中でこれは500円くらいした。
どうにかくっついて欲しいという願いを込めて高い方の接着剤を買った。
何とかちゃんとくっついて欲しいので接着剤を付ける前に少し作業をした。
まず紙やすりで表面を荒らした。
ルアー製作をしているので紙やすりは色んな種類を持っているのだ。
↓1番荒い番手でやすった。
続いてルアー作りに使ううすめ液(シンナー的もの)で表面を拭いて綺麗にした。
そして接着剤をかなり中まで厚盛りで塗った!
ついでにシューズ後方の布の破れ部分にウェ-ダーグルーを塗った。
1日でくっつくらしいが念のため3日ほど置いた。
触った感じは接着出来たような気がしたが使って見ないとわからない。
接着後に5釣行ほどした結果、
ちゃんとくっついている!
↓接着後5釣行ほどした後の動画!
嬉しくなった僕は嫁にこう言った。
僕:「で、デビルズキャニオンが地獄の谷から復活したぞ!」
嫁はもう聞いていなかったし、娘はまた中二病とでも言いたそうな顔をしていた。
だけどデビルズキャニオンが直って嬉しい僕はまったく気にしないのである。
いやしかし直って良かった。
- 接着剤で直らなかったら、
- 針と糸で縫ってから、
- 上塗りで接着剤。
という最終手段もあるが使わずに済んだ。
(針が通るかはやってみないとわからない)
↓赤色が針で縫うイメージ。
最後に声を大にして言いたい事がある。
僕が初期段階で剥がれの補修をちゃんとしていたらこんなに剥がれる事はなかったのだ!
デビルズキャニオンは丈夫で履き心地も良いシューズです!
(またインプレ書きます!)
長く使いたい道具は初期段階でちゃんと補修しましょう。
僕のようにならないためにも。
直ってくれたデビルズキャニオンと、
これからも文字通り一緒に歩いて行きたい僕なのであった。
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↓ナチュラム
BONDICは、使った感じが衝撃に弱いんで、ボンド系の方がいいと思います。
靴を縫うのは、かなり太い針とパームが必要だと思うので、それを買うと割に合わないような。
素材にあったボンドと説明書通りのくっつけ方が一番かと。
意外と使い方を間違ってる人がいます。
あとよく言われることですが、セメダインXの名前は、「X」です!笑
BONDIC、衝撃に弱そうですか(>_<) ルアーのリップ付けにも使えるかなと思っていました。 なので思いきって買おうかと思っていましたが、少し安いプラリペアの方にしようかな(^^) 靴を縫うのは針が通るかも含めて大変そうな気がします。 ですが僕はこれまでにリトルプレゼンツのウェーディングシューズ縫ったりウェットゲーター縫ったりフィッシングベスト縫ったりしてきたのでなんとかなりそうな気がしています(^^) (修理しすぎですかね(^^;)) 今回の接着剤を説明書通りにちゃんと接着したら想像以上の効果があって驚いているところです! Xというと手でペケマーク作って「エックス!」、「く、れ、な、い、に染まった!」と頭の中に流れるのは世代的な何かですかね(^o^)
私もリップ付けに使ってますが、位置が決まったら、他のボンドも使って上塗りしてます。あんまり別の種類の使うのは良くないかもしれませんが。
リップ付けに関して言えば、今のところボンダックだけでも問題なさそうです。
リップ付けにボンディックの先輩でしたか(^^)
何か良さそうな気がしているのですが値段がネックでまだ買えてませんでした。
実際に使っての感想、ありがとうございます(*^_^*)
道具は使ってナンボ、ヘビロテ最高ですよね♪
渓流の方の年間釣行回数は分かりませんが、普通に考えて妥当(?)なヤレ方ではないかと思います。
お気に入りのものって中々新しい物に入れ替えられないですよね。私も勤続5年に貰ったビクトリノクスのナイフ、カバー上下割れてますが、機能的には不自由ないのでパテとかで直して未だ愛用してます。(現在修理部欠落して直し方再考中)
しげるさんの普段の使い方を考えると万が一の現場補修の為にガムテープとか持参した方が良いかもです。流石に指が見えるほどのパカパカは歩くの辛いと思いますよ
道具、使ってナンボですよね(^o^)
デビルズキャニオンは気に入っているし値段もするし出来るだけ長く使いたいです!
初期に今回の接着剤で補修してなかったことだけが心残りですが復活してくれて嬉しいです(^^)
ビクトリノックスのナイフ、勤続5年で貰えるのに驚きました(^^)
愛用されているの素敵です(^o^)
ガムテープとか現場補修に必要かもしれませんね。
指が見えるほどの状態から接着したデビルズキャニオン。
どこまで持つかリスク管理も含めて注意深く見て行きます(^_^)v
高いものは簡単には買い替え出来ないから日々のメンテナンスは大切ですね!富樫先生のキルアや飛影をみて育ったしげるさんはやはり中二病になりましたか(笑)私もたまに中二病出てしまいます(^^;別件ですがついにPEライン届きました!リーダーはナイロンとフロロ両方用意しました。ノットの練習して近々実践してきます(^-^)
そうなんですよ。高くて気に入っているものは買い換えも簡単にできないし出来るだけ長く使いたいです!
そのために初期補修をちゃんとしていれば、、、と思いました(>_<) 今回は何とか接着出来たので良かったです! キルアや飛影や、レベルEも大好きな僕は中一の娘に中二病と言われる大人になりました(*^_^*) あざらしさんも中二病出ますか!同級生ですね(^o^) おおぉっ!PEラインですね! ナイロンラインとの違いを楽しんで下さい(^^) リーダーによる感度の違いもあると思います! 僕はまだ電車結びしか出来ませんがちゃんとノット組めた方が良いと思います! 現場でノットにどうしても困ったら僕がしているpe8回、リーダー4回の電車結びを思い出して下さい(^_^)v
足元の不具合の初期症状って見逃しがちだし、運良く発見しても後回しにしてしまうんですよねぇ(汗)。シーズン中は頻繁に使うのでシーズンオフまで放っておいてしまいますね……
手遅れになる前に処置するのがいいのはわかってはいるんですけどなかなかなぃ(笑汗)
後回しにしてしまうの、わかります!
シーズン中は頻繁に使うので、乾かしている時間がないとかじっくり補修と向き合う時間がないとかなりますよね(^-^;
僕もそうでした。
そして初期対応が大事と思いました。
もう何度も思っているかもしれませんが(遠い目)。。。