渓流ルアー入門9回目 必須の偏光グラス

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渓流ルアーってどんな釣り?

そんな質問を受けると、僕は必ず前のめりになりながら、こう言う。

 

「渓流ルアーは、魚が自分のルアーを追ってくるところや、喰いつく瞬間が見える釣りやで!やから興奮するんや!」

 

しゃべりは喰い気味で、そして関西弁である。(出身は兵庫県なのだ)

 

一方では、『歩く釣り』でもあるのだが、ここでは『見える』釣りの話をする。

 

少し昔の話に飛ぶが、僕は高校生のある時期、本当に限られたある時期、近くの池でブラックバス釣りをしていた。

時間は大体16:00~18:00 の夕方である。

 

高校生の時に、『帰宅部のエース』だった僕は、とにかく早く家に帰っていた。

そして、春から秋くらいの少し日の長い時間を持て余していた。

当然、友達とコンビニの裏にたまったり、友達の家でたまったりもしていた。

(田舎なので遊び場がないのだ)

 

しかし、僕は一人でいるのを結構好んだし、友達と遊ぶのも毎日ではない。

家に帰って、なぜかブラックバス釣りをした時期があった。

 

退屈しのぎだったかもしれないし、親父の本棚にあった釣り〇三平の影響かもしれない。

そのときに僕がハマったのは、『トップウォーター』なのである。

 

正確には小型のポッパーだった。

僕は夕方近くなると池に行ってポッパーを投げ、ブラックバスが水面を割る瞬間を楽しんでいた。

 

トップが好きだったのは、何と言っても、『見える』からである。

恐らく、プレッシャーという面では大都市の近くとは比べ物にならないくらいゆるい田舎の近所の野池で、僕はポッパーで30センチ前後のバスを釣っていた。

 

夕暮れ時は、小さなポッパーだけで十分遊べた。





今思うと、その頃から『見える』 釣りが好きだったのだ。

そして時は流れて30代になり、僻地と呼ばれるような場所に引っ越した。

 

海釣りをするようになったが、海釣りは中々『見える』釣りではなかった。

そんなときに、会社の先輩に誘われて、渓流釣りをして、渓流ルアー釣りを経験した。

 

渓流ルアー釣りは、衝撃だった。

魚がルアーを追ってくるところや、喰いつく瞬間、また、追ってはきたけどUターンするところが見えるのである。

 

僕は興奮した。



魚がルアーを追ってくる所が、これほどまでに見える釣りは無いと思った。

だって、たった数メートルの近い距離で見えるのだ。

 

『見える』から、釣れれば楽しい。

 

『見える』から、Uターンされれば悔しい。

 

そんな釣りが渓流ルアー釣りなのだ。

魚が喰いつく瞬間が見えれば、また見たくなる。

 

魚がルアーを追うが、Uターンするところが見えれば、何としても釣りたくなる。

どちらにしても、釣りたく、見たくなるのだ。

 

その、『見る』 ということについて、必要なものが偏光グラスである。

 

渓流ルアー釣り入門1回目 (参考 渓流ルアー入門(1回目) 初期費用はいくら?

 

では、偏光グラスとウェーダーは、無くても釣りは出来るが必須に近いB群に入れた。

それはまず渓流ルアー釣りに行ったことが無い人に、とにかく渓流ルアーに行って欲しい。

 

なので金銭的制約を少しでも減らしたいために書いたのだ。

このあたりは、既婚、子供二人、小遣い制サラリーマンアングラーの悲哀である。

 

しかし、渓流ルアーをするにあたって、偏光グラスとウェーダーは、

はっきり言えば必須である。

 

偏光グラスが無ければ、『見える』釣りはかなり難しくなる。

 

偏光グラスが無ければ、魚がルアーを追ってきているところが見えなかったり、

ルアーを流していて、魚がルアーに一瞬反応したところがわからない。

 

はたまた川の流れの中でどこに沈み岩や石があるかなど、とにかく渓流ルアー釣りに必要な視覚的情報が激減し、釣果にも影響する。

 

と、いうことは、魚の動きが目に『見える』という渓流ルアー釣りの楽しみも激減するのだ。

 

どうせなら、楽しもうじゃありませんか

 

ちまたには、ウン万円する偏光グラスが溢れている。

だけど、同じだけ、いや、それ以上に安い偏光グラスもあるのだ。

 

もちろん値段が張る偏光グラスは性能もいいだろうし、よりはっきり見えるということはより渓流ルアー釣りが楽しめるということだ。

でも、僕が使っているのは 4,000円前後だ。

 

偏光グラス

 

 

 

上記の僕の偏光グラスでも楽しいが、世の中にはもっといい偏光グラスも存在する。

正直、欲しい。ただ、僕はいい偏光グラスをかけたことが無い。

 

ナチュラム偏光グラスランキング

 

いい偏光グラスは欲しいが、僕の安物と高級品を比べるようなそんな機会もない。

このあたり、軽自動車にしか乗った事が無い人が高級車と比べての乗り心地の差を感じないことに似ている。

ある意味幸せなのだ。(ちなみほぼ僕のことだ)

 

つまり、僕の点数付けは、『裸眼』と、『偏光グラス』の2択なのだ。

それならば、確実に偏光グラスの点数が高くなる。

 

今のところ、高くない偏光グラスでも、そんなに不便はしていない。

ただ一つ言えることは、あるのと無いのでは全然違うのだ。

 

僕は偏光グラスをせずに渓流釣りをするつもりは一切ない。

 

だって、魚が『見える』のが楽しいんだから。

 

騙されたと思って、一回偏光グラスをかけて下さい。

さすれば道は拓かれる。

 

特に出勤前釣行をしている僕は、朝日の水面との反射にあらがうために絶対に必要なパートナーなのだ。

『見えそうで見えない』 そんなチラリズムは、女の人の胸の谷間などで十分である。

 

僕は『見たい』のだ。 渓流魚がルアーに喰い付く瞬間を。

『見る』と、アドレナリンが放出されたような、興奮が訪れるのだ。

 

当然、胸の谷間も、そのさらに奥深くも『見たい』。

アドレナリンも大量に出るだろう。でも、それはまた別の話なのである。

 

結論、何の話でもそうだが、やっぱり『見えない』より、『見えた』ほうが良いのである。

 

【2017年追記】

現在、タレックスのオーバーグラス、イーズグリーンで快適な釣行をしています。

参考ブログ 渓流用偏光レンズ タレックス イーズグリーン インプレ

 

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