最近、衝撃的な歌を知った。
『ストーカーと呼ばないで』 という歌である。
ユーチューブを検索すると、オオタ スセリさんという人が徹子の部屋で歌っていた。
歌詞としては、通勤電車で見る人が好きで、後を付けて会社が分かって家も分かって、道から部屋を眺めて、手紙を書いて、無言電話もかけて、合鍵作って勝手に部屋に入って、、、とエスカレートする心理を歌っている。
ユーチューブ
この歌を聞いていて思った。
日本古来の好きな人を電信柱の陰から見守っています的な、星明子(星飛馬の姉)的な、見守り、後付け行為。
それと、ストーカー。
パッと見た感じ、紙一重である。
そして僕が今狙っているアマゴが警察に訴えたら、多分僕は捕まるか、半径〇〇キロメートルは近づくなと接見禁止令が出るのである。
もう2ヶ月以上になる。
2ヶ月以上前、僕は尺アマゴを求めて、ホームリバーの川幅の広い所を狙っていた。
今期最高は29cmで、尺アマゴが釣れていないのだ。
僕は尺アマゴを求めていた。
そして川幅の広めのところを狙っていたのだ。
あるポイントの、そのまたあるポイントで、僕はルアーを追ってくるぶっといアマゴの姿を見た。
尺はあるかないか微妙だが、20cm後半はカタい。
しかも太いアマゴだ。
そのアマゴを釣り上げようと、僕は通った。
あまりに毎日だと警戒心も高まりスレてしまいそうだから、1週間毎くらいのペースで通った。
姿を見せる日もあれば、見せない日もあった。
そしてつい数日前のことだ。
もう8月である。
川の周りの草や葦は伸び放題である。
出勤前釣行でポイントに降り立つ前に、僕は藪こぎをしていた。
写真を撮ってみた。
葦は僕の背丈より確実に高いのである。
こんな葦をかいでいるのは午前7時前後である。
まっとうな勤め人は通勤している間に僕は藪こぎをしているのだ。
いや、僕だって真面目なサラリーマンである。
ちょっと朝、時々釣りに行っているだけなのだ。
そして葦をかいでポイントに降り立ち、ルアーを投げる。
水温は朝なのに20度である。
藻もすごく発生している。
しかしAR-Sスピナーは諸事情で禁止である。
まあ、川幅が広いので遠投が効くルアーしか使えないのだが。
僕はポイントに着くと、最近買ったスペアヘッドリュウキを投げた。
ナチュラムリンク
気持ち的には、かなり沈めてから引いていく。
僕から10~15mくらいの場所であたったのだ!
しかし次の瞬間外れた。
そしてルアーを引いてくる。
ルアーが近づくと、ルアーを追っているアマゴがいるのだ。
どう見ても20cm後半の体高のあるアマゴだ。
僕の2~3m近くまで追ってきていた。
活性は高そうだった。
しかし、ルアーにあたった奴かはわからない。
でも、でも、もう追ってこなかったのだ。。。。
その後、こんな小さなアマゴをかけてから出勤前釣行タイムアップとなった。。。
僕は、尺あるかもしれないアマゴの姿を確認してから、週1日ペースくらいで同じポイントに通っている。
もう今年10回くらいアタックしている。
ルアーという名のラブレターを送り続けているのだ。
渓流ルアー釣りの流れとして、まず好きな人(渓流魚か、デカイ渓流魚)の居場所(家)を探してうろうろと尋ね歩く。
そして好きな人の家が分かれば、釣り上げるまでその家に通って、ルアーという名の手紙や無言電話や侵入を繰り返すのだ。
これがストーカーというならそうである。
しかし、日本古来の後追い的な、見守り的な行為かというと、それもそうである。
世の中どんどん複雑になっていくが、僕の世界は単純である。
釣るか、釣れないか。
これからも、アマゴに接見禁止令が出ない世の中であって欲しいと切に願うのだった。。。。
だって、テクニックも経験もない僕がデカイ魚を釣り上げるには回数行くしかないのである。。。
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