今年、なかなか渓流魚が釣れていない。
去年の3月も渋かったが、それ以上な感じがする。
しかし、こんな時こそ攻めの姿勢なのである。
休みの土曜日、ちょっと用事のあった僕は車を走らせる予定になっていた。
そして車を走らせるコースに、いつか試しに竿を出してみたいという川があるのだ。
僕のホームリバーの鑑札範囲内、というか、アマゴが釣れるところから数キロ程度下流の川である。
少し川幅が広くなっている。
この、川幅が広くなっているというのが味噌である。
去年僕は川の幅が広い、つまり大きい川に大きいアマゴがいるという理論で尺アマゴを釣ったのだ。
参考ブログ 尺アマゴシリーズ 渓流ルアーで尺アマゴ!その1 (2015年5月後半)
今回竿を出した川も、少し上流では放流があり、アマゴが釣れる。
つまり、放流されたアマゴが流されたり、自分で下流に移動して、川幅の広めの川で豊富な餌を食べて大きくなる理論(長い!)が成り立つのでは?と思っていた。
この3月、数匹しか釣れていない今こそ攻めの姿勢で!
というか、用事で近くを通るから小1時間試してみようと思ったのだ。
やはり川幅は広く、ルアーは投げやすい。
初めて投げるところなので、僕の虎の子1個しかないDコンタクトは避けて、5gのスプーンを投げた。
けっこう流れに持って行かれる。
落ち込みや橋桁周りを探る。
探る。
探る。
探る。
いや、魚いないって!
何度もキャストしたがルアーを追ってくる姿が全く見れない。僕はイラついた。
しかし、ここは渓流魚にとって餌が少なく、ポイントも狭い渓流ではなく、本流に近い川幅の少し広い所である。
色んなところを試さないと何とも言えない。
そう思って移動しようとしたところ、対岸近くの水面がバシャッと波打ったのだ。
魚が何かを捕食した後か?
僕は色めきだった。
迷わず今年1番の当たりルアー、Dコンタクトを付けた。チャンスは前髪しかないのである。
投げる。 Dコンタクトはよく飛ぶ。
着水。
トゥイッチ、
トゥイッチ、
トゥイッチ、
何もかからなかった。
でも、あの水面が爆ぜたのは魚の仕業じゃないのかな。。。
そう考えながら少し移動した。
移動して、付けっぱなしになっていたDコンタクトを何度かキャストする。
何度目かにアタリもなく戻ってきたDコンタクトを見た。
なんかついてる。 鱗?
鱗だ!
しかしこいつは何の鱗だろう。
僕は釣り〇三平の、カルデラの青鮒 を思い出した。
強烈なアタリがあってからばれた一平じいちゃんの針に青い鱗が!
ちがう! 少し頭がトリップしていた。
たぶん鯉だと思う。それかニゴイ。
鯉はでかいのが時々泳いでいるのを見るのだ。
僕は鯉を釣りたい訳ではない。鱒を釣りたいのだ。
でも、何もないよりは嬉しかった。
新規開拓は結局坊主だったけど。。。。
でも、あの水面が爆ぜたのはなんだったのだろうか。
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