2016年渓流解禁から3週間ほど経って3月も後半の3連休である。
僕は午前中だけという約束を嫁と交わし、釣りに行った。
いつもは出勤前釣行の1時間半から2時間が多いため、午前中行けるとなると非常にゆったりした気持ちになる。
しかしゆったりし過ぎて家を出たのが8時半過ぎである。。。
いくら30~40分で釣り場に着くとはいえ、12時過ぎに帰ろうと思うと、3時間ないのだ。
前日、3連休でテンションが上がって発泡酒を飲み過ぎた結果である。
家を出て車で釣り場に向かう途中に電話が鳴った。
僕に渓流釣りという悪い遊びを教えたTさんである。
どうやらTさんもホームリバーの少し違う支流に釣りに行くらしい。
(Tさんについての参考ブログ初めての渓流釣り前夜 )
お互いに釣れたら連絡すると言って電話を切る。
9時過ぎに釣り場に着くと、天気予報通り非常に暖かい。
この時期に気温が上がると活性も上がるのでは?
と魚の活性の前に僕の活性が上がっていた。
なにせまだ今年はまだ3匹しか釣っていないのである。
ホームリバーは昨夜の雨のせいか、増水していた。
流れがきつく、ルアーを持っていかれる。
僕は昨年通いに通ったホームリバーの王道ルートを回った。
結果、
姿すら見えないのだ!
いや笹濁りのため正確ではないが、1匹、あるポイントにルアーを通していた時、とんでもない角度からすごい勢いで黒い影が走ったような気はしたのだが魚だという確証が持てない。
もうなんか、途中からは朝なのにビール飲みたくなってきていた。
時計はもう11時になっており、僕が2時間近く闘ったことを示していた。
釣り場所を変えようと車に乗る。携帯を見るとTさんから着信があった。
まさかTさんは釣れたのか!?
電話をすると、
「こっちは姿すら見えないぞ!」
とのこと。ほっと胸を撫でおろす。
僕は自分が釣れてない時に他の人が釣れたことを素直に喜べるほど人間が出来ていないのだ。 器の小ささはおちょこの裏くらいである。
僕も釣れていない旨を伝える。Tさんは帰るようだ。
僕も帰りたい気持ちだったが、前回釣れたポイントと、前回追っては来たが釣れなかったポイントだけはどうしても回りたかった。
11時30分近くなっており、タイムリミットまではもう30分である。
前回25センチ近いアマゴを2匹あげたポイントに着く。
Dコンタクトを投げる。
沈めてからトゥイッチ。
トゥイッチ、
トゥイッチ、
トゥイッチ、
反応がない。
いたら一発で喰ってくる場所なのである。
時間もないので移動することにした。
前回、追っては来たが釣れなかった場所だ。
釣れなかった前回、魚が反応する時と、しなかった時、なんとなくトレースする深さの違いのような気がしたのだ。
といっても水深は恐らく2メートル少々。とても深い場所ではない。
僕はスペアヘッドリュウキと悩んだが、Dコンタクトを投げる。
なにせまだ1匹も釣れていないのである。まずは釣り上げたいのだ。
Dコンタクトが着水。
やりすぎくらい沈めてから、
トゥイッチ、
トゥイッチ
トゥ、ガツン!
喰った!
確実にアマゴがかかった手応えである。
しかもまあまあいいサイズだ。
バレるなよと念を込めながらいなしてリールを巻く。
アマゴが近づくと、僕が釣っているアマゴの周りに一回り小さい魚が見える。
フックにかかったアマゴと、そいつを追うようにして近くまできたアマゴ。
追って来たアマゴは釣られているアマゴに気付いていないのか、とても近くまで付いてきていた。
僕はフックにかかっているアマゴをネットに確保した。
20センチ少し。まずまずのサイズだ。
ちなみにDコンタクトが50mm(5cm)である。
やっぱDコンだわ。
今年Dコンタクトでしか釣っていない記録更新中になってしまった。
しかしDコンタクトになんとか助けられているとはいえ、今のところの釣果はかなり寂しい結果である。
6回ほどの釣行で、3回釣れて3回坊主である。
1時間~1時間半の出勤前釣行が多いとしてもかんばしくない。
釣れたのも、1匹、2匹、1匹と合計まだ4匹。
サイズは全部20センチオーバーだが、それは放流されたサイズの問題だと思う。
釣りは数ではない。数ではないと思いながら、やっぱり数釣りたい気持ちもあるのだ。
僕だけではなく、Tさんも今年の釣果はかんばしくない。
そして3連休中に1日フルに釣りをしてもいい日が出来た。
僕は決断したのだ。
2年ぶりに隣県の鑑札を買って、貴重な1日フリータイムを釣り倒すと!
自分が釣れないのをホームリバーのせいにした典型的なダメパターンであった。。。
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