新渓流ルアー入門『今、現在』の教科書  

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2016年渓流解禁日が近づいている。

気持ちを盛り上げるために渓流ルアー釣りの入門書をご紹介する。

 

まず、全ての入門書と言われるようなハウツー本は、2つに分けられる。

 

1つ目は、その道のトッププロというような、実績を残した人が書く本

2つ目は、その道のプロではないが、文章を書く仕事をしていたり、その道が好きな人が書く本

 

読みやすいのは、断然後者である。

 

例えば、元読売巨人軍、背番号3番、ミスターと呼ばれる人がいる。

あくまで想像だが、ミスターは人にバッティングを教える時に、

 

「う~ん。ガッと振りかぶって、グッと腰を入れて、バッと振り抜く」

 

というような説明をされそうだ。(すみませんあくまで想像です)

 

その道のプロというか、トップに立つような人は動物的感覚というか常人では計り知れないようなところがあるため、理解が出来ない場合もある。

 

それが、プロ、しかもトップレベルたる才能でもある訳で、そのような人しか到達できない高みがあるのは認める。

というか、そういう人だからこそ一つの道でトップレベルになれるのだ。

 

しかし、僕は凡人である。

 

胸を張れることではないが、渓流ルアー釣りも今年が3年目である。

トッププロの動物的感覚よりも、わかりやすい説明を求めるのだ。

 

しかも、『今』、『現在』の渓流ルアー釣りを教えて欲しいのだ。

 

僕は、渓流ルアー入門の渓流ルアー入門4回目 渓流ルアーロッドの選び方その2 (ファインテール)

でも書いたが、日々進化する渓流ルアー釣りに対して、新しく渓流ルアー釣り始める人達向けの本は無いか思っていた。

 

僕は田舎の僻地に住んでいて、図書館で借りる本はほとんど ウルトラライトロッドをすすめてきた。

でも、渓流ミノーイングがこれほどまでに常識化している、『今』に即した本があればと思っていた。

 

しかも、図書館で借りれれば言う事無い。

それが、あったのだ。

 

新渓流ルアー入門  鱒の森 のメインライターさんが書いてくれている

 

ロッド選びから、渓流ミノーイングを前提にして紹介してくれているのだ。

本の、『はじめに』を引用する。


「今、イワナやヤマメを渓流のルアーフィッシングで釣ってみたいというビギナーに、極端に柔らかいパラボリックなULロッドをすすめることはまずないと思う」


そういうことなのだ。

僕が欲しかった、読みたかったのは。

 

渓流ルアー釣りと言う奇特な釣り人のための奇特な本だからって、ここ10年前後で進化した『今の』釣りを伝えなくていいということにはならない。

 

古い本が悪いという訳ではない。

でも、時代は変わるのだ。

 

そんな時代にぴったりの本である。 もっと新しい本も出ていると思うが、図書館ユーザーの僕にとっては一番新しい本だった。

それに、釣り好きのライターさんが書いているから非常に読みやすく、僕にはしっくりきた。

 

とりあえず初心者には、トッププロの持つ動物的勘の説明よりも、人に伝える文章を書くことが上手な人が説明する初歩的な話のほうが残るのだ。

 

渓流ルアーの楽しみ方、ルアーの紹介、初心者向けのテクニック講座などなど。

渓流ルアー釣りを始めたいと思っている人が最初に買う本としては間違いないのである。

 

逆に、野球を始めてする人に、ミスターの説明ではもったいないのである。

本当にそう思う。

 

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