滝を高巻きした渓流はパラダイスではないがスレてないイワナに会えた

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滝高巻き

 

渓流釣り師ならいつも思う。

 

「あの滝を越えたらパラダイスがあるのでは?」

 

そう思うような、高巻き甲斐のある滝を先日見つけたのだ。

(先日のブログ:イワナ釣りで馴染みの渓流と新規開拓の渓流。滝の先は次回のお楽しみ)

 

その日は残り時間と体力の関係で行かなかったのだが、ずっと気になっていた。

 

その滝を越えて来たのだ!

 

滝を越えたらパラダイス!?

 

週末の早朝、滝の前に到着した。

 

気力と体力は十分な状態だ。

 

改めて滝の回りを見渡すと、高巻き出来そうなところがある。

 

誤解のないように最初に書きますが、

  • 滝を越えると行っても、
  • 僕の遡行技術や経験レベルなので、
  • 前人未踏の凄いところではないです。

今回の滝も、回りを見渡すとルートのようなものが出来ている。

 

登るルートのあたりを付けてから、コーカーズのデビルズキャニオンのソールをフェルトからラバーに交換。

(フェルトは土の斜面には不向き)

 

滝高巻き

 

渓流ルアーは10年目だが、ここ4年間ほどはずっとコーカーズのデビルズキャニオンを履いている。

 

渓流から本流まで釣るので、一足でラバーソールとフェルトソールが使えるのは助かる。

(退渓時はラバーにするなど便利)

 

↓コーカーズのデビルズキャニオン

滝高巻き

 

ただ価格については、

  • 昨年まで約33,000円(税込み)が、
  • 今年は約42,000円(税込み)する。

僕は値上げ前の昨年に2足目をリピート購入しました。

(ブログはこちら)

 

↓デビルズキャニオン

 

高巻きルートがあると言っても最近はあまり歩かれて無さそうで崩れているところもあった。。。

 

慎重に慎重に登ったり歩いたりして進んで、なんとか高巻き出来た!

 

あとはこの先にもイワナが居るかどうかだ。

 

少し釣り上がると、イワナらしき魚影は見えた。

 

しかしすぐにまた小さな滝と言うか小さな崖がある。

 

この小さな滝(崖)は、少し濡れながらなら高巻きしなくても直登出来そうだ。

 

濡れて少しぬめった岩を登るので、今度はラバーソールからフェルトソールに交換してから登った。

(ぬめりがある岩にラバーソールは無力です)

 

なんとか無事に登ったが、降りるのはちょっと怖そうだ。

 

帰りは特に慎重にならなければと思った。

 

そして釣り上がると、、、イワナは居てくれた!

 

最初に釣れたのはヒレの赤みが強いイワナだった。

 

滝高巻き

 

続いて釣れたイワナも赤みが強くて、脂鰭 ( あぶらびれ )の先も赤かった。

 

滝高巻き

 

このイワナはほんの少し赤クチビルにもなっていた。

 

↓同じイワナの写真です

滝高巻き

 

滝を越えたこの場所はしばらく誰も入っていないのか、スレていないイワナが居てくれたのだ。

 

スレてはないが、そのわりには釣りやすくはない。。。

 

ミノーへの反応はあってもかけれないイワナが沢山居た。

 

だけど無邪気に定位しているイワナが見られたりした。

 

↓iPhone8(古い!)で限界までズーム

滝高巻き

 

小渓流のサイトフィッシング好きの僕にはとても楽しかった。

 

釣り上がっていくとこの渓流のイワナ全部が色が濃い訳ではないと思った。

 

この子はヒレの回りは赤いがそんなに色が濃くなかった。

 

滝高巻き

 

だけど全体的には赤みが濃いイワナが多かった。

 

1番色が濃かったこの子は脂鰭 ( あぶらびれ )の回りも真っ赤だった。

 

滝高巻き

 

あくまで僕の意見だけど、赤い色が濃いイワナは隔離水域に多い気がする。

(近親交配などが原因なのか食べ物が原因かはわからない)

 

参考までに違う渓流のイワナだと、ヒレの回りが白い子もいる。

 

↓別の渓流のイワナ

滝高巻き

 

イワナって奴は、

  • 個性があって奥が深くて愛嬌があって、
  • 肩を組んで一緒に酒を飲みたくなるタイプなのだ。

ヤマメアマゴは口説きたくなる美人かな?

 

そんな事を考えながらどんどん釣り上がるが、途中から魚影が無くなってきた。

 

魚影が無くなってからもしばらく釣り上がったが、やはり反応が無い。

 

この日はここまでで退渓する事にした。

 

↓まだ居そうだが反応は無い。

滝高巻き

 

滝を高巻いて釣り上がったこの渓流はパラダイスとは言えないが、

 

スレていなくて赤みの強いイワナが居てくれたのだ!

 

他に釣り人はあまり来てなさそうだし、僕の地図がまた少し広がった。

 

新規開拓の渓流は、

 

「この先はどうなっているのか?どんな渓魚が居るのか?」

 

とワクワクしながら釣り上がるのが嬉しい。

 

だけど新規開拓の渓流は危険もある。

 

特に高巻きなどは『薬の説明文』ではないが、

 

「用法容量(自分の体力や技術)を守って、正しく飲みましょう(登りましょう)」

 

でも高巻きや急な場所を登った後の達成感。

 

最近はそれが楽しくて仕方が無いです。

 

高巻きにの用法用量に1番注意しなければいけないのは、僕なのかもしれませんね、、、

 

(使用タックル)

ロッド:GFS47CUL-5J

リール:17カルカッタコンクエストbfs左

ライン:アーマードF+PRO 0.4号

リーダー:バリバストラウトショックリーダー 1.5号

ルアー:不器用ルアー小法師、小走り、その他プロト。

 

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コメント

  1. 魚太郎 より:

    結構な源流まで開拓されたんですね-(^ ^) その雰囲気なら僕は餌でやりたくなっちゃいます笑
    危ない箇所もあったようですが
    無事開拓できてよかったですね^ ^

    よく成長した杉やヒノキなどの植林地が絡むお気に入りポイントや開拓予定地があれば、できるだけ楽しんでおいた方がいいかもですよ^ ^
    僕は、知らぬ間の杉の大規模伐採でお気に入りのポイントが1つ潰されてしまいました( ; ; )

    1. しげる より:

      けっこう釣り上がりました(^^)

      釣り上がっていると辞め時がわからなくなって、ついついずっと上がってしまう癖があります(^_^;)

      上流に行くと小場所の落ち込みや浅いところが多かったりするので餌釣りありだと思います!

      僕はテンカラやってみたいのですがまだ出来ていません(>_<) 大規模伐採ですか! お気に入りの渓流がそうなると悲しいですね(>_<) 釣りが出来るうちに、あまり通い過ぎず、1回1回の釣行を楽しんでおきます(*^^)v

  2. くんじー より:

    しげるさんお疲れさまです!
    早速滝の上に行かれたのですね!
    ワクワク(°▽°)
    やっぱりイワナがいましたか(^o^)
    スレてないイワナの無邪気な反応は嬉しいですね!
    僕もスレたヤマメに無下にフラれた後は愛嬌のあるイワナに会いたくなります。
    それにしても、とてもイワナが遡れないような落差の滝の上にイワナがいるのが不思議ですよねー
    昔誰かが放流したのか、数万年前からいたのが地殻変動でできた滝の上に取り残されたのか、想像してもロマンがありますね。

    1. しげる より:

      我慢出来なくて早速行ってきました(*^_^*)

      滝の上に居てくれたイワナは大きくはなかったですが、スレていなくて赤みの強い可愛いイワナでした(^^)

      ヤマメにフラれた後はイワナ、、、わかります!(^^)!

      滝の上のイワナ、不思議ですよね!

      昔、山を仕事場にされていた方が放流されていたという話を以前に目にしたことがあります。
      (貴重な食料、タンパク源として)

      それなら魚止めのような滝の上にイワナが居る場合と居ない場合がある理由がわかるような気がします。

      地殻変動もロマンがありますね!

      渓流釣りや渓魚にはそれらにまつわるロマンがあるのでさらに好きになります(^o^)

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