今回のブログはGW前半の釣行、イワナ編なのだ。
GWに釣行すると、どこに行っても釣り人に出会う確率は高い。
なのでGWは人が行きそうな場所は避ける。
人があまり行かなさそうな場所に狙いを付けて新規開拓に行くのだ。
だけど渓流釣り師と書いて魑魅魍魎(ちみもうりょう)とも読む。
渓流釣り師があまり行かないような場所への新規開拓は、競馬で言うと穴狙いである。
当然ボウズのリスクも高い。
- 人があまり行かなさそうな場所は、
- 渓魚が居なかったり、釣り場として成立しない可能性も高い。
人が行かない場所には行かない理由があったりするのだ。
リスクがあってもGWに新規開拓するのは、
- 叩かれている事がわかっている釣り場に向かうくらいなら、
- ボウズ上等で新規開拓した方が自分の地図も広がる。
僕には叩かれている渓流で良い釣果を上げる腕は無いのだ。
それに僕は性格に難があるので、
- 渓流釣りは人に会わずに済むところも好きだ。
- 一人になりたくて渓流に行っている部分もあるかもしれない。
なので人に出会いそうな釣り場に行くのは出来るだけ避けたいのだ。
(僕は釣り場で人を見たらこそっと逃げます)
そのような理由でGW前半に4つの渓流を新規開拓した。
- 僕にとっては新規でも誰かの馴染みの渓流もあった。
- 釣りにならない渓流もあり、
- イワナに出会えた細沢もあった。
- 今度また来たいと思えた渓流もあった。
それでは、はじまりはじまり。
斑点の濃いイワナ!
4つの渓流のうちの最初の渓流に到着。
なんとなくイワナが居そうな雰囲気があった。
そんな場所を他の渓流釣り師が見逃す訳がなく、人が入っている痕跡はあった。
だけど幸いにも、直近では釣り人が入ってないような反応だった。
釣り上がって最初に釣れてくれたのは20cmも無いイワナ。
新規開拓での一匹目はいつも嬉しい。
釣れたイワナを見て思った。
「斑点が大きい!」
斑点がすごく目立って見えた。
↓あくまで僕の印象です。
2匹目のイワナにも同じ印象を持った。
斑点が濃い(大きい)というか、はっきりと見えるのだ。
斑点が大きいのがこの渓流のイワナの特徴かと思った。
釣り上がってぽつりぽつりと釣れてくれるイワナは20cm前後から以下のサイズだ。
「この小さな渓流ではこれ以上のサイズは無理なのかな?」
とも思いながら、小さな渓流では大場所の前に立った。
(と言っても小場所)
その場所で縁(えにし)に喰いついてくれたのは、25cm弱のイワナだった。
↓ファインテール3.8ft、復活!
同じイワナのヒレのアップ。
ヒレが赤いのがなんだか嬉しい。
その後、サイズは小さいがもっと赤色が濃いイワナも釣れた。
しかし暴れて上手く写真に残せず。。。
綺麗なヒレは何とか撮ったが脱走されました。。。
同じイワナのヒレのアップ。
この場所はこのイワナを最後に退渓した。
1つ目の渓流は、僕にとっては新規でも誰かの馴染みの渓流だった。
だけどタイミングが良ければ釣れる場所だと思ったのだ。
続いて2つ目の渓流はまったくダメだった。。。
細沢のイワナ
3つ目の場所は入渓しようかどうかをまず悩んだ。
(渓魚居ないかも?と思ったから)
だけどせっかく目星を付けて足を運んだ場所なので入ってみる事にした。
(GWじゃなかったら入ってなかった)
入渓すると僕の想像以上に小場所が続く渓流だった。
横幅1mあれば良いポイントと言える場所だ。
↓小さくて浅い場所が続く。
しかし僕は知っている。
このくらいの場所でもイワナは居る事があるのだ!
そして、
サイトフィッシング好きの僕は小渓流が好きなのだ!
「僕は器が小さい小物なので小渓流が好きなのかも?」
とも思ったが考えないようにした。
しばらく釣り上がると小さな影が見えた。
釣れなかったが、イワナがいる事がわかると気持ちが上がる。
続いて小さなポイントで小さな影が反応した!
この渓流で初のイワナは10cm前後だった。
こんな小さな場所で釣れた。
↓ロッドと比べると場所の小ささがわかる。
続いてこんなキャスト困難な場所。
出来るだけ音を立てずにぎりぎりまで近づいてからキャストする。
奥からビュンッと10cmちょいの小さなイワナが出て来てくれた。
小さなポイントに、
- 出来るだけ近づいての、
- 近距離戦。
- 一瞬で決まる勝負。
そんな釣りが僕にはすごく楽しいのだ。
僕はイワナの反応が見たくて近付き過ぎる癖がある。
なのでルアーをキャストする前に僕の存在がイワナにバレて逃げられるというパターンも時々(よく)ある。
「どこまでなら近付いても大丈夫か?」
という距離感が難しい。
出来るだけ近付きたいが、近付き過ぎると逃げられる。
渓魚なら近付き過ぎて逃げられたで済むが、職場の女性社員に近付き過ぎるとセクハラで人生終わる世の中である。
僕はセクハラはしないが、空気が読めないので人との距離感がわからずによく失敗する。
人間との距離感は失敗すると後々大変である。
一方でイワナとの距離感を間違えても、イワナに走られて「あ~」とか「もぉ~」と言って落ち込むくらいなので助かる。
初めての場所でイワナが居てくれた事が嬉しくて、近距離戦を楽しみながら釣り上がる。
出てくるイワナは10cm少しまでのサイズばかりだ。
「お父さんかお母さんは居ないのかな?」
と思いながら釣り上がると、一回り大きな影が縁(えにし)を喰った!
釣れたのは22~23cmのイワナだ!
この場所では尺に匹敵するサイズだと思った。
↓この渓はスピニングタックル。
同じイワナの写真!
ゴツゴツした顔が撮りたくてアップ!
この後、脱走されました。。。
この小渓流でここまで大きくなるまで生きてくれているのが嬉しかった。
脱走(リリース)したイワナが定位しているのが僕から丸見えだったので撮った。
イワナのこういう愛嬌が好きだ。
その後も釣り上がるが、しばらくするとポイントらしき場所は無くなってしまった。
この渓流ではラバーソールのまま釣り上がったが快適に釣り上がれた。
↓コーカーズはソール交換可能。
↓僕のはUS10
ラバーでも滑りにくい渓流もあれば、滑りまくる渓流もある。
普段はフェルトソールの僕にその見極めは出来ない。
(ラバーの方と遡行方法も違うと思う)
この3つ目の渓流は釣り人のプレッシャーがないおかげか、
- イワナが本来居たいところに、
- ちゃんと居る。
そんな印象を受けた。
サイズこそ出にくいが、また癒されに来ようかと思える細沢だった。
そして4つ目の渓流は、、、
時間と体力が無くてさわりしか行けませんでした!
釣ってはいないが、イワナがいる事は確認した。
ここには1日使うつもりでもう一度来よう。
そう思える場所だったのだ。
4つの川を渡り歩いたGW前半の新規開拓イワナ編。
サイズだけではない楽しさが感じられた釣行だったのだ。
釣り場の公開についての参考ブログ
最後にご紹介したいブログがあるので少しだけ書く。
前回ブログで釣り場の公開について少しだけ触れた。
その結果、意外にも幾つかのコメントを頂けた。
なので『釣り場の公開』について他の方が書かれたブログをご紹介するのだ。
僕は数年前にそのブログをたまたま見つけた。
的確で明確で毒があって面白い文章で、僕は読みながら何度もうんうんと頷いた。
(書き手としてはこんな面白い文章が書きたい!と悔しくも思った)
とても参考になるのでご紹介します。
下記ブログタイトルをクリックでご紹介したいブログに飛びます。
(注:僕と上記ブログの交流はありません)
刺激的な表現もされているが、『釣り場の公開』についてこれ以上わかりやすくて面白いブログは知りません。
少しでも参考になれば幸いです。
(ベイトタックル)
ロッド:FSX-B382UL
ライン:アーマードF+PRO 0.6号
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
ルアー:不器用ルアー縁(えにし)
(スピニングタックル)
ロッド:トラウトアンリミテッドTUST-454UL
リール:シマノ 16ストラディックCI4+ C2000HGS
ライン:ピットブル 4本編み0.8号200mライムグリーン
リーダー:バリバス トラウト ショックリーダー 30m 1.5号
ルアー:不器用ルアー縁(えにし)
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しげるさん、新規開拓地で釣れてハッピーですね。
こんな川幅の小場所でもルアーフィッシング成立することにビックリ。ルアーで渓流入ったことのない身としては思いもよらない感じ。
あれ?ベイトロッド治ったんですかね
ボウズ上等の新規開拓でイワナの顔が見れたので嬉しいです(^_^)v
そうなんです!こんな川幅でも成立しますよ!しかも楽しいです(^o^)
川幅が川幅なので、『キャスト→着水→アクション→バイト』までが数秒なのがまた楽しいです!(^^)!
ファインテール3.8ftは修理に出してGW最初の土曜日に戻って来ました!(^^)!
昨日はインスタ誤操作による突然のテレビ電話すみませんでしたm(__)mイワナは川によって個性があって可愛いですね!改めてしげるさんの画像をみるとよく撮れてるなぁと感心してしまいます(^^)イメージトレーニングを繰り返し次こそはしげるさんに縁と渓魚の画像をお送りしたいと思います!
いえいえ!僕もインスタ慣れてないので同じ事をした事があるので大丈夫です(^^;)
イワナの個性や愛嬌がすごく可愛く感じます(*^_^*)
僕は写真も不器用なので上手ではないです(>_<) でもお褒め頂けて嬉しいです(*^_^*) 縁と渓魚の画像は楽しみにしています! が、ネットインについてのあざらしさんのご感想はとても考えさせられました。 そういう意味でも、縁を使って頂けた事も、どちらもありがとうございます(^^)
3つ目の細渓は雨の後で少し増水している時に行けば爆釣の可能性高いように感じました。
尺イワナも普通に居ると思いますよ!
雨後の増水で爆釣ですか!
尺イワナも普通に!(^^)!
源流域を攻めなれている方から見るとわかるものがあるんですね(^^)
そんな事を言われるとまた行きたくなってきました。。。(^o^)
しげるさんお疲れさまです!
GWの渓流は魑魅魍魎がたくさん蠢いてるから僕も新規開拓で人の居ない所を探して回りました(^。^)
僕も器が小さい小物なので、3つ目の場所の写真みたいな小渓流は大好きです。こんな魚がいるか分からない様な極細渓流で釣れたら、ホントにサイズだけではない楽しさがありますね!
くんじーさんお疲れ様です!
GWは魑魅魍魎(ちみもうりょうとかいて釣り人)を避けて僕と同じ行動をされていたんですね(^^)
小渓流、楽しいですよね(#^^#)
極細渓流は発見した嬉しさもありますし、渓魚のバイトも丸見えですし、色々をひっくるめてすごく楽しいです(^^)
渓流釣りの醍醐味の一つだと思います(*^^)v
「釣り場が死ぬ」的をえたブログです
言い換えれば、釣り場を殺せるって事になりますよね。
釣り場も魚も減らすのは簡単に出来てしまいますが増やすのは大変だし元に戻らないかもしれない。
考えさせられます。
ご紹介したブログ、文章も面白いし的を得てると思います。
言い換えれば『釣り場を殺せる』というの、わかります。
一つの小さな渓流なら、釣り人が多数押し寄せて乱獲すれば簡単に終わってしまうと思います。
一度終わると元には戻らないので、これから先も渓魚が命を繋いでくれる環境を守りたいです。