2016年度、ホームリバー最終釣行は小渓流で幕引き

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さて、8月31日のことである。

僕のホームリバーは8月31日までで禁漁を迎えてしまうで、最終日なのだ。

 

最終日の出勤前釣行。時間にして1時間半程度。

どこに行こうか悩んだ。

 

悩みに悩んで出した答えはシンプルだった。

かなり叩かれている里川的な小渓流に、アマゴがまだ残っているか確かめに行こう。

 

僕は去年、6月末でほぼ渓流ルアーを終えていたので、この時期に恐らく叩かれているだろう場所で、どこまでアマゴが生き残っているのかを確かめたかったのだ。

 

まあ僕のホームリバーでは、5~6月も過ぎれば釣り人の姿はほぼ見ない。

なので叩かれているとしても5~6月までである。

 

だが、注目すべきは地元の人である。

特にもう仕事をリタイアされたような、お孫さんがいるような年代の方である。

そのぐらいの方々が僕のホームリバーの渓流釣りを支えてるのだ。

 

そして、大体その年代の方にリリースという思想はない。

そんな方が川の近くに住んでいて、釣りが趣味ならば、確実に足繁く通って、悪気はないにしろ根絶やしにしてしまうこともありうるのだ。

 

そんな人が数人いれば、僕のホームリバーの1部であればかなりの確率でアマゴの姿が消えるのだ。





 

実際、僕がホームリバーのある川の川幅広めのところでデカいアマゴを狙って足繁くストーキングしていた時のことだ。

スーパーカブに乗り釣り竿を持って、上流に向かっていく年配の方を何度か見たことがあるのだ。

 

まあそれは仕方ないことなので僕は竿抜けを探して津々浦々を訪ねている訳だが、最後はメジャーな所でどれだけ残っているか確かめたかったのだ。

ポイントに到着して、プロックスのブリザテックウェーダーを着る。急に、朝晩は多少寒いくらいになっていたのだ。

参考ブログブリザテックウェーダーを購入!プロックス(PROX)  

 

準備が整うと、自然と川に向かって頭を下げた。

 

いい大人が、3月から8月末までの約半年間、たかだか年券5,000円前後で遊ばせて頂いたのだ。

(失くしたルアーや買ったルアー、折れたロッド、交通費などの諸経費の方が高いが、除く)

 

この半年間の充実感をありがとうございます。

 

そしてポイントを探る。

コースとしては、1年前に、初めてこの川の鑑札を買って釣りにきたときと同じようなコースなので、思い出も探りながら魚も探っていく。

 

川幅は狭いところでは3mないくらい。

サイドにルアーを流せる距離は少ない。

 

小さい川幅の両端には葦が思う存分茂っている。

しばらく探るが、アマゴの姿は見えなかった。

 

ルアーは、最近急激に仲良くなったスプーンである。

釣り上がり、小渓流の浅い落ち込みと、瀬が続く場所があった。

 

アップで投げる。
小渓流なので、スミス ピュア3.5g アワビ張りである。

 

ビビッと来たと思ったら、小さな小さなアマゴだった。ここで生まれた子だろうか。

 

 

即リリースして、また釣り上がる。

次は思いっきりアップでスプーンを投げる。

 

何段かある落ち込み付近のどこかでアマゴに当たればいいなという、大雑把な釣りである。

1段目の肩か、2段目の落ち込みかでググっと手応えがあった。

 

流れに沿ってリールを巻いて、ネットイン。

20cmくらいのアマゴが釣れた。 ピュア3.5g アワビ貼りである。

 

 

まだ生き残ってくれていたんだ。

これが率直な意見である。釣りきられずに、鳥などにも喰われずに。

 

来年出会えることを願ってリリース。

もう1つの考えは、

 

やっぱスプーン釣れるやんけ!

である。

 

これまで全然使っていなかったスプーンだが。最近とても仲良くなってるのだ。

 

スミス(SMITH LTD) ピュア 3.5g

僕のオススメスプーン。スミスピュア。 小渓流では3.5g、川幅広めなら5g スプーン歴が少ない僕でも扱いやすいスプーンである。他のルアーに比べると安い。アワビ貼りもある。定価 530円(税込572円) ナチュラム価格477円(税込515円)

 

スプーンについて気付いたことは、おってブログに書こうと思う。

ここ数回の釣行はかなりスプーン率が上がっているのだ。

 

シングルフックというのも使おうとする気持ちに拍車をかける。

何とか1匹、20cmほどのアマゴをゲットしてからポイントを変えて釣り上がった。

 

その後は、10cmに満たないアマゴを1匹、スプーンで追加して出勤前釣行タイムアップ。

僕がこの川で、初めてルアーで釣り上げたポイントにはもう魚の姿は見えなかった。

 

釣り人はそういう思い出の場所にはたとえ釣れなくても竿を出しておきたくなるものだと思うのだ。

結局、ホームリバー渓流最終日の朝、出勤前釣行1時間半。

 

カウントできるサイズのアマゴは1匹だけだった。

それでも僕は満足だったのだ。

 

その日の夜、家に帰る途中から猛烈な眠気と疲れがでた。

半年間のシーズンが終わって、気が抜けたのかもしれない。

 

朝早く起きる必要が半年間無くなったので、ゆっくりと寝たのであった。。。

 

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コメント

  1. オロロン より:

    ご無沙汰です。著名人の方々のコメントがありタイミングを見失いましたがいつもプログ見てますよ。
    8月9月の釣りはとても難しいです!
    今日自分は撃沈しました
    ですが6月〜7月ブサイクハンドメイドルアーで2本の尺アマゴゲットしました。
    やはり尺物は神々しいものがあり川への感謝の意、分かります

  2. しげる より:

    オロロンさん
    コメントありがとうございます!
    初めての夏渓流、結構難しかったです。
    自分のルアーで尺アマゴゲットですか!?
    僕は今年、短い様で長い1cm足りなかったので来年に持ち越しです。
    半年間遊ばせて貰ったので自然に感謝の気持ちが出ました。

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