嫁視点のルアー問答。ピカソと青の時代とルアーの個性 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ルアー個性

 

前回ブログにアップしたのだが、ルアーを作っている。

僕がルアーを作っていると、梅雨になった。

高い湿度はセルロースセメントでのドブ漬けの天敵である。

 

空気読めない、天気読めない、ついでに魚の活性と嫁の気持ちすら読めない。

そんな僕らしさを発揮しつつ、ルアー作りを進めているのだ。

 

少しの間、ブログと釣行よりもルアー作りに比重を置いています。

ルアー作りはすごく時間がかかるのだ。。。

 

不器用ルアープロトタイプ製作状況

 

先日のブログでは下記のようなドブ漬け前だったルアーたち。

 

ルアー個性

 

前回ブログは少し前に大体書き上がっていたブログだったので、一気に進んで下記まで来たのだ。

アルミ貼り後で、塗装前なのだ。

 

ルアー個性

 

ちなみに嫁が塗る2個のルアーは、嫁のリクエストですでに色を塗っている。

 

嫁のリクエストは、

  • 1つは水色っぽい感じ
  • もう1つは、体半分で赤白に塗り分けて。

という内容だった。

 

僕はこの指示を聞いて、ちょっと驚いた。

ルアーの定番色『レッドヘッド』を嫁が知っているのかと思ったからだ。

嫁のリクエストは頭側が赤色、胴体は白色だったのだ。レッドヘッドだ。

 

ルアー個性

 

なんでこの下地色にしたのか、嫁に聞いた。

聞いたのだが、僕のヒアリング能力では理解出来なかったので書けません。

要は『なんとなく』なんだろうと思う。

 

続けてアルミ貼りルアーのアップ。

顔のアルミは鮎(アユ)と鱒(マス)と、平べったい感じを1つ。

頬に不器用ルアーの『不』印を書いた。

 

ルアー個性

 

いつも思うのだけど、ここからの塗装が僕にとっては鬼門なのだ。

アルミ貼りまでの上記写真の段階で完成でも魚は釣れるし、いっそ塗装しないほうがいいんじゃないかと思うことは度々ある。

 

普通は塗装したら、ルアーの『値打ちが上がる』と思うのだ。

だけど僕の場合、塗装したらルアーの『値打ちが下がる』方向に進むのが恐ろしいところである。

 

そしてここまで作ったら後は、

  • 塗装と色止めと、
  • アイ(目)やリップを作って、取付けて、
  • 間にドブ漬けして、
  • 最後にスイムテスト、、、

ってまだまだやることだらけなのだ!

 

アルミ貼り後からルアー製作は進んでいて、かなり佳境に入っています。

ここまでで製作報告は終わって、嫁とのルアー問答に移ります。

 




 

不器用ルアーとピカソと青の時代

 

僕が直近で作ったルアーを見て、嫁が言ったことがすごく心に残った。

その直近のルアーは、自分的にはこれまでよりは上手に塗れたアユカラーである。

 

ルアー個性

 

この塗装を見て、嫁がぽつりと言った言葉が、僕の心を突き刺したのだ。

嫁はこう言った。

 

「少しずつ上手にはなってきたけど、『個性』が無くなってきたんじゃない?」

 

さすが夫婦だ。遠慮がまったくない。

確かに少しは綺麗に塗れるようになってきたけど、その分インパクトとか個性は前より少し薄らいだかもしれない。

それは僕も少し気になっていた。

 

だけど僕は個性を出すために下手に作っていたわけでは無い。

本気で、全力を出して真剣に作ってあの出来だったのだ。

そして上手に塗装が出来るようになりたいと、真剣に思っている。

 

というのが、下記のように思うからだ。

  • 上手に塗装出来るようになった人が、
  • 個性を出そうとわざと崩したり色々するのはいいと思う。
  • それに比べて、上手に塗れずに下手な塗装をして、
  • その下手さが個性だと、それを作った人が言うとする。
  • それはちょっと違うと思っている。個人的に。

 

その説明を嫁にしようと思った。

なので僕は語った。

 

「例え話をすると、画家のピカソは絵が下手じゃ無いんだ。

小さい頃から写実的な絵もすごく上手だった。

だからピカソは、綺麗な絵を描こうと思えば書ける人なんだ。

 

(注 嫁はこの時点でもう聞いていない)

 

それが冷たく暗いような印象を与える『青の時代』や、その後の『バラ色の時代』を経て、

そして辿り着いたのが『ゲルニカ』などの、いわゆるピカソというあの作風なんだと思う。

だから僕は昔から絵が下手で、小学生の時はリアルピカソと言われていたけど、それは本当のピカソとは違って。。。しげる、しばらく語る

 

僕は語ったが、嫁はすぐにそっぽ向いて、僕の話を無かったことにしていた。

しかし僕が何を言いたかったか。

 

  • 自分の色を出すのは大事だが、下手を個性と言い張る奴にはなりたくないのだ。
  • 自分なりに一生懸命作って、上手に塗れるようになりたいと思って塗る。
  • そして思い付いたことは色々と試してやってみる。
  • やってダメならやめる。
  • それだけなのだ。

 

しかし、嫁の言葉で『ルアーの個性』について頭で考えるようになった。

動きではなく、塗装の個性。難しいなあ。

 

まあそれ以前に、まず当たり前にちゃんと塗れるようになる必要があるのだ。

もうすぐ塗装、楽しんで塗るのだ!

上手になりたいなあ。。。

 

ランキングにご協力下さい!
押してくれるとブログ更新するやる気が上がります(^O^)/↓

にほんブログ村 釣りブログ 本流・渓流ルアーフィッシングへ
にほんブログ村

           

コメント

  1. ひびき より:

    いつも楽しく拝見してます。
    私も今年から源流でルアーをやろうと思い、このブログを参考にしてストラディックci4 c2000hgを購入したのですが、竿選びで迷っています。
    4ft程のショートロッドを購入したいのですが、c2000のストラディックを付けた場合、重心がリール側に偏ったりしないか心配です。
    以前、ブログでファインテールの3.8ftにストラディックを付けていたと思うのですが、バランス的にはどうだったか教えていただけないでしょうか?
    長文になってしまい申し訳ありませんm(_ _)m

    1. しげる より:

      ひびきさん
      おはようございます。初コメントありがとうございます(^^)
      先ほど、念のために付けて試してみました。
      ただ、完全に素人の私的意見なので間違っていたらすみません(>_<) 結論から言うと、バランス、特別問題は無いと思いますがもし最適かと聞かれたら。。。 カワセミ5ftとファインテール3.8ftに付けたところ、正直最適バランスはカワセミ5ftだと思います。 僕の慣れというか、最近直ったファインテールよりカワセミの方が使用数が多いのもあるのかもしれません。 ロッドのキャストフィーリングというかロッドの違い、個性もあるので一概には言いにくいですが(>_<) ファインテールでバランスが特におかしいということは無いと思います。 そもそも3.8ftは非常に短いですし、重心がリール側に偏った感じは多少あります。 念のため、以前の銀ナスキー1000番を付けてみましたが、同じような感覚はありました。 僕はガチの源流は行ったことがないのですが、小渓流ではファインテールとストラ2000番で釣りをしていて、タックルバランスについてすごく不満などはないです。 ファインテールもストラ2000番もいい奴らだと思っています(^^) 自分の腕の不満の方が大きいです(^^;) ご質問へのお答えになったかわかりませんが、僕の感想などでした(^_^;)

      1. ひびき より:

        返信ありがとうございます!
        すごく参考になりました。
        本当は旧モデルの振出ロッドのカワセミが欲しかったのですがもう売ってないみたいで笑
        色々探してゆっくり決めようと思います。
        北海道の源流はまだまだ雪代が混じっていて激流ですので笑

        1. しげる より:

          少しでも参考になったのでしたら良かったです(^^)
          カワセミ、僕は好きですがもう売ってないモデルもあるんですね(^^;)
          トラウト王国北海道の方だったんですね(^^)
          無理しないで楽しんでください(^o^)

  2. ねこ爺 より:

    ぶっちゃけアルミ貼って塗装前のディッピングしただけでも十分釣れるんですよね。今度アルミすら貼らずバルサ丸出しでやってみようかとも思ってるんですがw
    塗装は幾らやってもうまくいかないですね。自分も。
    本職の方々はガン先細いやつで細かく塗ってるみたいなんですが、それをやるには何回も、何色も使ってになりそうなんで(そもそも細いガン先のブラシ持ってないしw)未だにべろーっ、ぷしゅーって感じでやってます。
    おかげで思った以上に色が飛んでておやぁ?って感じにw

    1. しげる より:

      ねこ爺さん
      ほんとに、アルミ貼って塗装前でも釣れますよね。
      バルサ丸出しでも釣れるとは思います(^^)
      塗装の技術もそうですが、色づかいとかグラデーションとか、センスの問題が僕にはつきまといます(>_<) 奥深さを感じさせるような色づかいとか憧れるのですが、中々。。。 本職の方々、すごいですよね。 一度上手な方が塗装しているところを見たいと思っております。 見てもレベルが違いすぎて魔法のように思えて参考にならないかもしれませんが(^^;)

      1. ねこ爺 より:

        お疲れ様です。
        Youtubeに結構な数の動画上がってるんで見てみてはどうでしょうか。
        正直上手すぎて参考になるかどうかもアヤシイ動画ばかりですがwww

        1. しげる より:

          ねこ爺さん
          ご情報、ありがとうございます!
          最近失敗して、基本が出来ていないことを痛感したので、見てみます。
          ありがとうございます!

  3. かわし より:

    うーん。
    深いですね。

    芸人の漫才と、日常で起こった面白い出来事の差というか。
    洗練されてできた笑いと、普通の人が一生懸命やった結果で偶然の面白さというか。

    しげるさんが一生懸命塗装しているから、いわゆる綺麗なルアーと同じ魅力があるのでは。

    つまらないことを言ってすいません。

    1. しげる より:

      かわしさん
      漫才と日常ですか! 上手に例えられますね(^o^)
      ちなみに僕は嫁に「あなたは狙って笑いをとろうとすると全然おもしろくない」とひどい言葉を浴びせられています(^^;)
      嫁がたまに率直な意見を言ってくるのですが、僕はとにかく上手に、綺麗に塗装出来るようになりたいなあと。
      いえいえ、まだまだ綺麗なルアーと同じ魅力などおこがましいです(>_<) 練習とか、勉強とか先が見えません(^^;)

  4. まさのり より:

    わかる、わかるよしげるさん。
    私も下手の横好きってやつで文章書くの大好きなんですよ。
    最初の一行読んだだけで「ああ、あいつな」ってわかるような文章書きたいんです。
    しかしベースが無いもんだからとっ散らかるだけでオリジナリティーみたいのは出せませんねぇ・・・
    前回のエントリーなど「厨二文章乙」と一刀両断されましたよ、K美社長に・・・
    まずはベースが有りきの話しですが、バカにされたり嗤われるのを恐れていてはどこかで見たようなもの(それ以下)しか作れないと思います。
    大いに黒歴史を積み重ねましょう。それを楽しみましょう。

    1. しげる より:

      まさのりさん
      分かって下さいましたか(^^)
      僕もルアー見ただけで「ああ、不器用ルアーね」となるようなのを作りたいです。
      思いはあるつもりなのですが、中々結果に結びつきません。。。
      オリジナリティーとか個性って難しいです。
      「厨二文章乙」ってK美社長恐ろしい。。。(^^;) それは激励と受け取りましょう(^^)
      はい。とにかくやってみる。ダメならやめる。の繰り返しかと思います。
      黒歴史を積み重ねて、一歩一歩楽しみながら進みます(^^)

  5. 丹沢極釣会 より:

    奥さんて良いアドバイスしますね〜
    どんな個性が必要か重要ですね。
    型か色か?でも確実にドキドキするミノーになってる気がします。

    1. しげる より:

      丹沢極釣会さん
      今回の嫁の意見は、少し考えさせられました(^^;)
      ご指摘通り、どんな個性が必要か! です。
      ドキドキするミノーなんて言って頂いてありがとうございます。恐縮です(>_<)

  6. 花屋のいちろー より:

    ルアーの事はわからないですが、花の世界でも先ずは基本をしっかり学び(僕は我流ですが)、何故この花はこの位置になくてはならないのか等を理論的に理解したうえで、わざとその基本を崩したりしますね。

    しげるさんの言われてる通り、知ってる(出来る)上であえてやらないのと、知らないで(出来ない)のでやらないのでは、やはり雲泥の差の差があると思います。

    物作りの精神はどこの分野でも、基本は同じなのかもしれませんね!?。

    1. しげる より:

      花屋のいちろーさん
      まさにその、花の世界と同じです(^^)
      出来るけどやらないのと、出来ないのは全然違うと思います。
      書かれている通りです!
      どの世界も、似たようなところがありますね(^o^)

  7. 淫獣課長 より:

    小さい頃からずっと剣道やってて
    その中の言葉で「守破離」ってあります。
    武道だけじゃなく、茶道とかでも使うみたいですが
    基本を守って破って離れる
    何気にしげるさんはもう「破る」までは来てるのかも知れませんね

    1. しげる より:

      淫獣課長さん
      いえいえ、買いかぶりすぎです(^^;)
      今回のルアーもかなり初歩的な失敗をしてしまって凹んでおります(>_<) まだまだ基本を守ることすら出来ていないレベルですが、成長を見て頂けるようにがんばります(^^)

  8. イェーガー より:

    個性ってたぶん「こだわり」なんだと思います。
    「こんなシチュエーションでこう釣るミノーにしたい」とか、
    「このシリーズの塗料にこだわって塗りたい」とか、
    「この素材(シェルとか)を使いたい」とか色々と。
    それは最初は誰かの真似だとしても、それを自分なりに取り入れて混ぜ合わせていくと、いつの間にか個性になっていくんじゃなかろうかと・・・。
    私はそのために、色々な方のハンドメイドミノーを買い集めて参考にしたりしています。
    個性が出せるレベルにはまだまだですが・・・。

    1. しげる より:

      イェーガーさん
      『個性』イコール『こだわり』
      そうかもしれませんね!
      色んなものを見て、感じて、真似してみて、そのうち自分のものになっていくものかもしれません。
      イェーガーさんで個性が出せるレベルで無いなら、僕なんて。。。(^^;)

コメントを残す