先週、『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』が発売された。
これは僕としては嬉しいのだ。
ただ、僕がゲームをするわけではない。
なぜ嬉しいか?
嫁と子供たちがゲームに集中するので、僕に自由な時間が出来るのだ。
というのもうちの子供はなぜか、『遊ぶのはお父さん』となっている。
休みの日に一日家にいるとどうしても少しは遊ばなければならない状況になる。
でも、ポケモンウルトラサン・ムーンが発売されて、先週金曜日に届いた。
下記ダブルパックと、もう一つ買っていたらしい。
結果、ポケモンのゲームソフトが3つ(嫁、娘、息子)届いたのだ。
ソフトが3つ届いて、現在我が家にはニンテンドー3DSが2個ある。
今年の息子のクリスマスプレゼントが3DSで、合計3つのニンテンドー3DSになる予定である。
現在は2個なので、嫁と娘(小3)と息子(小1)はゲームをする順番のローテーションを組んでいた。
それを見ていて、我が家は平和だと思ったし、日本経済はこうやって回っているのだと思った。
だって、4人家族でポケモンのソフト3つとニンテンドー3DSが3つになる予定なのだ。
ちなみに嫁は、『日曜日に一歩も外に出ない宣言』をして、土曜日にカレーを作った。
カレーを作れば2日間はカレーでいけるからである。
土曜の夜から日曜の夜まではカレーで、日曜日に料理をすることすら拒否したのだ。。。
そして日曜日、ポケモンのおかげで僕はフリーにルアー作りをすることが出来た。
というか、ほぼルアー作りしかしてなかった。
ゲームに夢中の嫁と子供と同じと言えば同じである。
不器用バルサラピッドにアルミリップ
今回、初導入したのがアルミリップである。
ハンドメイドルアーのリップとしては、
- ポリカーボネード
- サーキットボード
が2大勢力である。
僕はサーキットボードしか使ったことがない。
他に、
- カーボンリップ
- チタンリップ
- アルミリップ
もあるようだ。
アルミリップを導入したのは、正直何となくである。
僕は仕事柄、アルミの切れ端ならいくらでも手に入るという理由もある。
ギジー(Gijie)2017秋冬号を見て不器用バルサラピッドを作っていたのだが、リップの厚みが1㎜だった。
アルミも1㎜のがある。
同じ厚みだし、ちょっとやってみようか。
それに、アルミリップを付けたら泳ぎが変わるのか?
というのが出発点だ。
現在アルミリップが王道になっていないのには、たぶんそれなりの理由があるんだと思う。
だけどやってみようと思ったのだ。
ちなみに0.6㎜のアルミも手に入るがやめた。
強度が弱すぎると思う。
アルミリップをハンドメイドルアーに装着!
アルミリップを作ろうと思って考えたことがある。
メリット、デメリットである。
メリット
- 見た目がカッコイイ。
- (僕は)手に入りやすい。
デメリット
- 衝撃で変形する。
- 変形したら手で修復は難しい。
- サーキットボードより重い
- ボードと比べると加工が手間
これだけ書くとデメリットのほうが多い気がしてきた。。。
重さの違いはこんな具合だ。
ほぼ同じ大きさのリップを作って重さを計った。
サーキットボード 0.2g (0.1~0.2の間くらいの印象)
アルミリップ0.3g(0.3~0.4の間くらいか)
当たり前だがアルミリップの方が重い。
ものすごく感覚的で申し訳ないのだが、大体サーキットボードの1.5倍~2倍くらいである。
2倍はない気がするのだが、小さすぎてちゃんと計れているのか不安なのだ。
アルミリップ、サーキットボード、さらにそれぞれの大小リップ。
それを『お風呂スイムテスト』で試した結果、適応するのは下記になった。
結果的に、アルミリップは2つのルアーに適応した。
45㎜には合わず、60㎜で2個適応したのはアルミリップの重さの関係かもしれない。
アルミリップは重くなるが、重さが良い方と悪い方、どちらにも転ぶかも?と思ったのだ。
お風呂スイムテストのアクションを見ていても、アルミリップの重さのおかげか振り幅が小さくなったルアーもあった。
ルアーの動きというのは好みもあるし、僕が判定したので僕しか分からない部分ではある。
アルミリップの重さについては、鱒の森11月号の記事を読んでいるから余計に気になる。
なぜバルサのルアーが釣れるのかなど非常にわかりやすく、かつ面白い記事だった。
一部だけ抜粋するのはフェアではないが、一部引用する。
重心位置から遠い部分が軽いほど、より軽快にレスポンスよく動く
だからバルサが釣れる、良い動きをするようだ。
上記の理論だとアルミリップはその重さから不利に働くと考えられる。
ただ、ミノーの動きを決定するのはこれだけではないとも記事に書いてある。
アイやリップの位置や大きさ、様々なものが影響すると。
で、あるならば『アルミリップの居場所』もあるかもしれない。
それと、『思いついたからやってみよう』で僕のハンドメイドアルミリップルアーが生まれた。
不器用バルサラピッドの完成集合写真。
60㎜ルアー、サーキットボードリップ1㎜の接写。
アルミリップその1
今回のアルミはシルバー艶消しだ。
暗めカラーのルアーではステンカラー艶消しも合うかもしれない。
その2、嫁が塗装したルアーのアルミリップ。
なんか顔とアルミリップのシルバーが似合っている気がする。(親馬鹿)
型番も入っている。
RL-2 (ラピッド真似したルアーラージ60㎜の2番)である。
ルアーは見た目もあるが、使ってみてどうかという部分もある。
アルミリップは導入したが、それを使うのは来年の3月以降である。
ただ、政治的な背景もある。
『嫁塗装のルアーは優先的に使わざるを得ない』
のだ。
なぜなら嫁の監視の目が光っている。
アルミリップとサーキットボード、2つの違いは来年の解禁まではわからない。
この『わからない』というのが楽しみな部分でもあるのだ。
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