「パンドラの箱を開ける」という言葉がある。
まあ大体の意味としては、大問題になるようなきっかけとなる行動をしてしまったということを「パンドラの箱」を開けてしまった。とかいうのである。
この「パンドラの箱」は、人によって様々である。
例えば、
某田舎の市役所勤めのAさん43歳男性
Aさんは謹厳実直を絵に書いたような人で、高校を卒業してから市役所で勤続25年である。
市役所勤めして5年程経った23歳の時に、周りからすすめられてお見合い結婚をした。
今年で結婚20年である。 子供も長女と長男が一人ずついて、長女は18歳である。
Aさんは、飲み会以外で酒も飲まず、タバコは一切吸わず、パチンコなどもせず、風俗も行ったことがなかった。
いわゆる飲む、打つ、買うをこれまでに一切せずに43歳になった。
そんなAさんが、市役所の出張で県庁所在地に行き、その日の夜に出張先の職員に連れられてキャバクラに人生で初めて行った。
女は女房しか知らないAさん、キャバクラ嬢のトークと、独特のいい匂いに感性を狂わされる。
キャバ嬢を仮にアゲ嬢B22歳とする。
アゲ嬢Bから繰り広げられる営業トークにAさんの気持ちはぐらつく。
そして地元に帰ったAさんにアゲ嬢Bからメールや電話攻撃が始まる。
娘と年もそう変わらない子に、どうせ営業トークだ。と思いつつもAさんは夢中になる。
もしかしたら本気なのかも?という一縷の望みもむくむくと膨らむ。
とうとうアゲ嬢Bからの連絡に本気になったAさんは、出張もないのに県庁所在地に通い出す。
20年連れ添った妻に嘘を吐いて。。。
そのうちにAさんをカモと認識したアゲ嬢Bの要求はエスカレートして、プレゼントはアクセサリーだけではなく、車やマンションまでねだるようになる。
自分のお小遣いだけは足りなくなったAさんは、自分の管轄している課の、市役所のお金に手を出してアゲ嬢Bに貢ぐようになる。。。
その末路は、 ご想像の通りである。。。
説明が長いが、これがパンドラの箱なのである。
僕的には、Aさんのケースは遅咲きの狂い咲きとも呼ぶ。
遅く目覚めると燃え上がることが多々あるのだ。
まあ、人により、開けてはいけない扉があるものなのだ。
僕の渓流ルアー釣りにとってはそれが、
ハンドメイドルアー
なのである。
正直、ルアーを作ってみたい気持ちになっているのである。
しかし、僕は生来の不器用で、まあ字も絵も下手である。
そして、僕に渓流ルアーという悪い遊びを教えてくれたTさんがルアー作りをしたことがあるらしいのだ。
でもTさんを持ってしても、スプーン、スピナー、ミノーを作ったが、まともに泳いだルアーはないという言葉を聞いた。
自作のスプーンなんかは本当のスプーンの柄を切って針を付けたほうが泳ぎ方がマシなのでは?と思うほどうまく泳がなかったという話も聞いた。
しかもエアブラシ(エアスプレー?)も持っているけど、塗装がうまくいかないとも聞いた。
Tさんは岡山出身、地場の人らしく器用である。
仕事で金型を直したりもしているし、田舎の人らしく(嫌味じゃなく)色んなものを作るのが上手である。
ちなみに僕は、不器用である。
30代で岡山県の僻地に来てから、初めて覚えたスキルが多々ある。
車のタイヤ交換、電動ドライバーの使い方、草刈機の使い方などなどである。
そんな僕と、器用なTさんを持ってしても上手くいかなかったルアー作り。
でも、なんか惹かれるのである。
近所のホームセンターでバルサ材が売っているかチェックしたりしているのである。
これは僕の渓流釣りにとってパンドラの箱だと認識しつつ、図書館でハンドメイドルアーの本などの予約をしてしまっている。
作り出せば、膨大な時間とお金(僕が出せる金額はたかがしれているが)が注ぎ込まれるに違いない。
作るべきか作らざるべきか。 それが問題なのである。。。
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いつも楽しめるプログありがとう。
やっちゃうのかな?ハンドメイドルアー!
俺のコストを抑えたハンドメ費用です。エアブラシ=8000円、セルロースセメント=2500円、サーキットボード=500円、トリプルフック徳用=1000円、塗料200/1ヶ、電子測り=800円、(ラジオペンチ、アルミテープ、ステンレス線、カッター、デザインナイフ、木工用ボンド、瞬間接着剤、スプリットリング、ダイヤモンドヤスリ、サンドペーパー)=各100円
バルサ板=200円、糸重り=200円。
ここから贅沢品。タングステン=800円/一袋、ホログラムシート500円/1枚、ヤスリ=1000円
オロロンさん
めっちゃ詳しいハンドメ費用のご紹介ありがとうございます!
一つ一つはそんなに高くないのですね。
オロロンさんならハンドメイドルアーの始め方書けそうですね。
作るべきか、作らざるべきか、悩み中です。
図書館でハンドメイドルアーの本を頼んだので、読んでみます!