祭りのあと  (2015年6月)

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僕は尺アマゴを釣ったのだ!

すみません。  前回の尺アマゴを釣るのだシリーズが後を引いています。

 

とにもかくにも、35センチの尺アマゴを釣った日の興奮は前回のブログをご覧下さい。

参考ブログ 渓流の中心で、尺アマゴを叫ぶ 第一部完

 

35センチの尺アマゴを釣り上げて、僕はしばらく釣りに行かなかった。

とはならないのである。

 

尺アマゴを釣ったのが、6月9日火曜日

その後、

 

6月12日 金曜日 出勤前釣行

釣果20センチ前後のアマゴ2匹

 

6月13日土曜日 昼まで。

小さいが2匹程度

 

と続けて釣りに行っている。

 

9日、12日、13日でもう週3日である。

尺アマゴを釣った後も続けて釣りに行っている。

 

しかしながら偉そうに言わせてもらうと、一皮むけた感。

いや、次のステージに。

というような感覚があった。

 

それは何かと言うと、

 

とにかく一匹釣りたい。 から→  一匹の釣り方にこだわる。

とにかく数を釣りたい。 から→ 数を出せる釣り方の追及。

とにかく一度は尺アマゴを釣りたい。 から→ 尺アマゴを何匹も釣るための考え方と行動

である。





まあとにかく、運でもなんでもいいからとにかく釣りたいというような、

覚えたての猿から、獲物を捕えるまでの過程を大事にしたい。

 

というような変化である。

これはかなり大袈裟に書いている。

 

僕はやはり数を釣りたいし、大物を釣りたい。

しかし、僕にとっては夢の一匹、尺アマゴを釣ったことにより、

 

勝手に僕の気持ちの中に『余裕』が産まれたのも確かである。

さらに、自分の仮説から、検証(結果)が出た。

とも思った。

 

でもこれで卒業というような気持にはまったくならず、先に書いたような、

『とにかくがむしゃら勢い』

から、

『過程を重視する。考えて釣る』

というような意識改革があったのだ。

 

いや、意識改革といった大袈裟なものではない。

やっぱり、自分は釣ったんだという自信である。

 

こう書くと、非常に自分のことを嫌な奴だと思ってしまう。

いや、今読み返して非常に嫌な奴だと思った。。。

 

でもやっぱり、嬉しかったのだ。

 

僕の好きなロシアの諺はこうだ。

「釣りの話をするときは両手を縛っておけ」

両手を縛るのは、手を広げて示す魚のサイズがどんどん大きくなるからだ。

 

釣り上げたときは30センチだったアマゴが、話のなかで50センチ、お酒を飲むうちに50センチ以上にまで大きくなる。

釣り師は釣った魚の自慢をしたいし、話す度に魚はどんどん大きくなっていくのだ。

 

話は飛ぶが、僕はこのブログを、偉そうだが、2年前の僕と同じように渓流ルアー釣りを始め出した人に、出来るだけ早く初めての魚を、初めての大物を釣ってもらうための資料にして欲しいと思っている。

 

地域が変われば川も変わる、川が変われば魚も違う。

そんなことは重々承知なのだが、僕は自分がハマった渓流ルアー釣りを他の人にも経験して欲しいのだ。

 

2015年の3月と4月には渓流釣りの厳しさを教えて貰った。

勉強もたっぷりさせてもらった。

 

5月に楽しさを教えて貰った。

6月には達成感まで与えてくれた。

 

この年は渓流ルアーという病になったために幸福だった。

そして釣りの神様はまだ、おまけも用意してくれていたのだ。

続く

 

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