磯竿(ロッド)の穂先が折れたので修理に挑戦してみた。

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僕は常日頃ブログで公言しているが、不器用である。

皆さんがご想像される不器用の、まあ3倍くらい不器用である。

 

手描きの字は象形文字のようだとか、達筆すぎて読めないと評価されていた。

嫁は僕の字を見ると、イライラするらしい。

 

絵は、パブロ・ピカソを超える逸材などと評価されていた。

(わかりやすい上手な絵を描いている若いピカソではなく、晩年の、皆さんご存じのピカソである)

 

ちなみに機械関係も弱い。

まあ不器用を絵に書いたらこんな人間になるという見本のような男である。

 

それを十分過ぎるほど知っているので、手を使ってする作業全般、また、何かを修理、直すようなことは極力避けていた。

今の住まいになる前の大阪マンション暮らしなどではあまりそういうこともなかったのだが、田舎暮らしでは多々発生するのである。

 

作業や修理は、誰か詳しい知り合いに頼むか、、嫁に頼むか、とりあえず避けて生きてきたのだ。

これをリスクヘッジと言います。

 

しかし、そんな自分が少し変わってきたように感じる。

渓流ハンドメイドルアーを作りだしたあたりからである。
(参考ブログ  カテゴリ ハンドメイドルアー)

調子にのって、リールのメンテナンスもやってみた。やってみたら割と出来て自信になった。
(参考ブログ シマノ リール ナスキー を分解、不器用なりにメンテしてみたら生き返った )

 

前振りが長くなったが、今回は磯竿(ロッド)の穂先が折れたので修理にチャレンジしてみたのだ。

ちなみに折れた原因は、糸がらみに気づいていたのに早朝からの強い風とか波に苛立ってえいやと投げたら折れたという、まるっきりダメな理由である。

 

さらに、このロッドは穂先が折れてしまったのは3回目である。

ご想像の通り、3回とも僕の不注意である。




 

1回目は保証書使って有償の免責で純正穂先のパーツ取りをして、釣具屋さんで直してもらった。

穂先だけだけど、免責あったけど、結構高かった印象がある。

 

2回目は、鳥取で釣りをしていたので、帰りにダメもとでかめや釣具に行って相談した。

すると折れた先端からトップガイドを外して残っている先端に付けてくれた。金額も数百円である。

 

そんな繋ぎ方が出来ると知らなかった素人(僕)の中で、かめや釣具の神対応という伝説になる。

3回目の今回、自分で直してみようと思ったのだ。

 

最初に断っておくが、もし僕のやり方で穂先修理をされるのなら、くれぐれも自己責任でお願いします。

まっとうに直すならメーカーから同じ穂先を仕入れて、、、という方が良いに決まっているのだ。

 

ちなみに僕の磯竿は、僕の中ではかなり高かった、ダイワ インプレッサ 磯 3-53 遠投 である。

 

 

ダイワ(Daiwa) インプレッサ 3-53遠投

定価 32,500円(税込35,100円)↓ ナチュラム価格22,750円 (税込24,570円)
僕のは前のモデルだろうか。値段はセール時で同じくらいだった。 ヒラマサ狙いなら4~5号だが、これでも56センチのヒラマサを釣り上げた。アジなど釣るのも楽しい3号竿である。

 

この竿の穂先がポッキリいきました。 幸いガイドなどは全て残っている。

 

 

まずは折れた先端のガイドに熱を加えて接着剤を溶かしてガイドを外す。

そのためにライターであぶるのだ。近づけ過ぎは注意である。

 

するとトップガイドが取れる。

 

 

取れたのはいいが、穂先折れの2回目の継ぎ修理だ。

なのでだいぶ穂先が太くなっているところまでいっていて、次のガイドまでの距離が超近い。。。

 

パッと見でも、折れた穂先の先端と残った穂先の先端は太さが違う。

(すでにちょっと削っています)

 

近すぎてピンボケしているが、トップガイドの大きさより穂先のほうが大きい。

 

 

なので、カッターで削ってから紙ヤスリも使ってトップガイドが入るように細くする。

 

 

そして入るようになったので、瞬間接着剤を付けて取り付けする。

 

 

しかし、トップガイドと次のガイドの距離が近いのが気になる。

 

 

ちなみに、こういう穂先折れはよくあるらしく、こういうアイテムもある。

ガイドで有名な富士工業(Fuji)である。

 

 

富士工業ってだけでなんか信用してしまうのだ。

これがあれば釣り場でもすぐに対応できるらしい。

バスロッド用や投げ竿用もあった。

 

まあ、僕のやり方でもライターと接着剤があれば対応は出来る。

後は実釣してみて、どれだけ違和感があるかなのだ。

 

穂先がだいぶ太くなったので、食いこみが悪くなるかもしれないし、トップガイドと次のガイドの距離が短すぎるし、バランスや強度やなんやかんや、気になることは多々ある。

 

今回の修理は、やってみてダメならメーカーに穂先を注文しようと思ってやっているのだ。

まあ格好付く程度に修理できて嬉しい。

 

元が不器用なので、少しのことでも達成感が半端ない。

釣り具の修理、特に竿だが、実売2万円前後の竿で穂先を注文したら数千円するのって最初衝撃受けた。

 

でも、大体の竿(ロッド)の修理ってそんな感じなのでだいぶ慣れてはきた。
(参考ブログ 続、尺近いアマゴを釣ってロッドが折れて心も折れる。
        拝啓メジャークラフトファインテール3.8ft FTS-382UL様。 そしてさようなら!

 

当たり前だけど、折らない、壊さないに越したことはないのだ。

でも釣り場って、色んな事が起こりますね。。。

 

だから面白いんだと、トラブルが起こったら自分に言い聞かせています。

 

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