俺の作ったルアーは喰えんのか!? と酒席での嫌な上司のように叫ぶ

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前々回のブログでも書いたが、出勤前釣行は2連続坊主であった。

しかし、恵みの雨が降って、気温も上昇している。

もう行くしかないのである。

 

今週3日目の出勤前釣行である。ちょうど金曜日で、決戦の日である。

 

2日前の雨で少しは増水、プレッシャーもリセットされていると思う。

かなりの期待をしたのだが、寝坊をかましてしまう。。。

 

時間にして、早朝1時間の勝負である。

気持ち的には風俗の早朝割引1時間勝負より気合いが入っている。

 

しかし1時間である。

姑息な僕は考えた。

 

以前にアマゴの姿が見えた鉄板のポイントに行って、まず1匹釣ろう。

まあこの鉄板という考え方も、前回釣行から数日経っている以上は釣り人や鳥やその他理由によっていなくなっていることもあるのだが、自分の中でのことである。

 

ポイントについて一投目、悩んだが自分の作ったフローティングミノーで、まだ釣れた事の無いルアーを投げる。

トゥイッチというよりは、流れから飛び出さないように巻いてくる。

 

ルアーがかなり近くまできたときに気付いた!

アマゴ追ってきとるやん!

 

ルアーと自分との距離2、3メートルで気付いて、足元まで付いてきていた。

足元まできたのでルアーを止める。(ダメもとで八の字かけばよかった。。。)

 

あろうことかそのアマゴは止まったルアーの周りを一瞬回ってからパクリ!

喰いついた!

そう思った瞬間、アマゴは僕のルアーを放して逃げて行ったのだ。。。。

 

ルアーというものは引いて動いているから喰いついたアマゴに対して針が刺さりやすい。

つまり合わせを入れなくても向こう合わせでフッキングするのだと改めて認識した。

 

止まっている状態で合わせを入れないと、よほど運が良くないと針は喰い込まないのだ。

しかし余程喰い気満々だったのか、止まったのが良かったのか、喰いついたが釣り上げれなかった。

 

これほどまでやる気満々のアマゴを逃したことに落胆しながら、釣り上がって行った。

1~2度アマゴの影は見えるも1瞬で喰いつかず。

 

小規模な淵が見えた。

僕の頭に、先ほどの高活性なアマゴが頭をよぎる。

 

あれほどの活性のアマゴを釣りきれなかったことを考えて、今日も坊主で終わるのでは!?

そんな思考が僕の手に乗り移り、AR-Sスピナーにルアーをチェンジした。

 

アップで淵尻近くに落とす。

そして引き始めるとすぐに、

 

重い!

 

アマゴがかかった感触だ。

バレルナバレルナ。。。。

 

引いてくる。感触的にスレがかりなので余計に重い。

なんとかネットイン!

 

渓流用ハンドメイドルアー


20センチほどのアマゴである。血を出させてしまった。。。

でもやっぱAR-Sスピナー最強だな。。。

 

久しぶりの感触を噛みしめた。

1匹釣れて満足した僕は、自分のルアーにチェンジした。

 

今度はアップで淵頭に投げて淵を舐めるように引いてくる。

わりとデカイのが付いてきている。

 

喰え、

喰え、

喰え、

 

喰わねぇぇぇ!

 

足元まで来てるのに。

再度投げる。

 

また追ってくるのが見えた。

 

喰わねぇぇぇ!

 

しかも最後に、一瞬だけパクっというか、チュッというかしたような気がする。

僕は早朝の川で叫びそうになった。

 

俺の作ったルアーが喰えねえのか!

 

さながら、酒の席で若い子や新入社員に酒を飲まそうとして、

 

俺の酒が飲めねえのか!

 

などとのたまう嫌な上司のようである。

しかし悔しい。

 

ルアーフィッシングに再現は不可能だが、市販の釣れるルアーを投げていれば釣れていたような高活性アマゴの気がするのだ。

 

しかしDコンタクトをつけて投げた頃にはもう追ってはくれなかった。

当たり前である。

 

チャンスの神様には前髪しかないのだ。

しかし、久しぶりに結構アマゴの姿が見えた。

 

気温が上がればどんどん楽しくなっていくのだ。

それまでに、釣れるルアーを作っとかないと。

 

やっぱり自分で作ったルアーで釣りたいのだ。

次は俺の酒を飲んでくれますように。

 

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